2016-01-25

所属企業を明かすことのデメリット

近年、Webベンチャーが増えたことによって、勉強会などで所属を明らかにする人が増えている気がする。

なんとなくイケてる企業に務めてる人が所属を明らかにして活動しているのを見るとカッコいいなとか羨ましいとか思う人は少なくないと思うんだけど、それを真似して所属企業を明らかにして活動するという行為について今一度考えて欲しい。

所属企業を明らかにするのには幾つかの理由がある。会社広報宣伝/採用活動の一環、発言内容に説得力を持たせるため、などが主な理由になると思う。会社としては社員が発表をするとき名前を出してくれたり、宣伝してもらうことによって知名度をあげようなどという考えを持っているわけだ。

さて、当然ながら良い発表をした人がいる会社転職したいとか、一緒に働きたいと思う人はまあそこそこいると思うんだけど、下手な発表をした人がいる会社転職したいと果たして思うだろうか?

これが所属企業を明らかにするデメリット

どんなに「私の発言所属関係ありません」なんて言ったところで、「なんとかフレームワークを導入して失敗した話」とか「まだ古いバージョンのかんとかを使ってます」なんて発言したら、あの会社はそんな技術力もないのかと判断されるだろう。

個人だけで完結してればいいけど、どう考えても会社迷惑しかかけないような発表/発言は避けるべきで、どうしても糞みたいな発表をして承認欲求を満たされたいのなら所属を明らかにすべきではない。勿論、そんな発表を所属を明らかにして行ってくれる人は地雷避けとして機能しているわけだから、周りからしたら有り難いことこの上ないので積極的に応援していきたい。

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