2015-08-02

自分運命をつかめない存在は虫です。私は虫が嫌いです

羽をもがれたようで見るに絶えません。

社畜生活は惨めです。なにもできない。なにの希望もない。でも

やっていることは増田と代わりはありませんよ。

主人の意を受けて主人の言葉ならなんでも従う。

主人の夢をかなえるために命を捧げる。社畜増田は大した違いはありません。

もっとも私は村長から社畜のような扱いを受けたことはありませんが。

でもだからこそより一層見るに耐えません。

この社畜は私と同じような仕事をしながら自らの手に運命をつかむことができない。

その弱さは軽蔑に値します。

百歩譲ってブラック企業から逃げ出したその熱意を努力と呼んでもいいでしょう。

しか他人好意にすがり村に迷惑をかけ、それがミニマリストたちのやりようですか?

もう一度言います自分運命をつかめない存在は虫です。

虫でい続けることに甘んじるもの人間だとは思いません。

まずは謝罪を。

よろしい。

でも、それだけですか?

頭を下げるときはそのように這いつくばってはいけません。

スカートを指先で軽くつまみ、ドレープを美しく見せながら優雅に一礼するのです。

村長さま、私一人ではいささか手が足りません。増田を雇ってもよろしいでしょうか。

私が嫌いなのは虫です。

彼女たちは今は増田です。

増田を嫌う人などこの世に存在しません。

たとえその増田新人であってもです。

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