2014-10-19

お姉ちゃんは凄い

わたしには姉が一人いる。

昔は嫌いだった。年が二つしか離れてないので、よく喧嘩もした。

姉は外ではいい顔をしているけれど、それはもうエゴイズムの塊のような性格で、殺意が芽生えるのなんか日常茶飯事だった。

今は大変に仲が良い。

仲良くなったあとに色々と考えると、お姉ちゃんは凄いなあと思うことが幾つもあった。

全部書き出すのも面倒なのでまとめると、わたしは今でもできない、親戚との人付き合いに、全部あると思う。

姉はひとりで少し遠い親戚の家にお泊りに行ったり、正月挨拶積極的に回っていた。

小学生ときから、今でもずっとそうだ。

おばあちゃんやおじいちゃんに頻繁に連絡したり、顔を見に行ったり。

その原動力自分本意ではなく、行ったら喜んでくれるから、という他人本意のもので、まだ親元が恋しい小学生の時には涙を飲んで泊りに行くこともあったらしい。

わたしはと言えば、しろといわれるまでそう言うことは全くできないのだ。

言われてから、あっそうだ…でも家にいます…ってなる感じ。

姉はどれだけ強烈なエゴイズムを持っていても、人を心から思える人。なにかあった時、誰かを思い出せる人。

わたしは外では明るいが、心の底では自分のことしか考えてない姑息なドクズ

から明るく活発な中心グループに属していたわたしが中退ビチグソオタクになり、どちらかと言えば地味なグループにいた姉がFacebookをたまに英語更新するようなクソリア充になったのが全ての答えだなあ。

そんな感じで、この親戚付き合いの例が、結局性格根底なんだと、今ではそう感じる。

人を思いやれるかどうかって、凄く大きい。

優しいのと思いやれるのは違う。

前者は計算で作れるけど、後者は作れない。

わたしには一生出来ない。

お姉ちゃんは凄い。

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