2013-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20130701162900

Wikipediaより引用・要約

最低賃金への批判

最低賃金は、本来労働者が持つ価値以上の給料の支払いを経営者に強いるものなので、かえって低賃金雇用を減らし、労働者失業させてしまう。



批判に対する反論

生産性の向上や、転職の抑止のため、雇用者は水準より高い賃金労働者に与えがちである。そうした賃金上昇に吸収され、最低賃金の上昇は予想ほどの悪影響を与えない。

最低賃金の上昇は、短期的には低賃金労働者が担う産業を壊滅させるが、長期的には産業高賃金のものへとシフトさせ、生産性を増大させる。

企業はその立場を利用し、賃金の不当な値下げを行う。最低賃金法はそうした状況を改善するのに役立つ。

生活保護よりも最低賃金が高ければ、失業者は職を探すようになる。



実証

雇用の縮小の効果が出るような大幅な最低賃金の上昇をした例がないため、その影響を判断できるような研究はない。



近年理論

最低賃金を緩やかに引き上げることで、低賃金労働者の福利を増進させることができる。

アメリカに限った話だが)ここ40年間のインフレの影響で、実質的最低賃金はかなり低くなっている。ある程度の最低賃金の引き上げであれば、予想される最低賃金の悪影響は顕在化しない。

労働者という財は、通常の財と比べてはるかに複雑であるので、最低賃金の多少の上昇は労働需要を減らさない。

記事への反応 -
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