中学をなんとか卒業したものの、進学した高校では腸炎で度々休み留年してしまった。
そして高校を休学したのだった。
周りのみんなが大学に進学し始めた頃、このままじゃダメだと感じ勉強を始めた。
そして大学へ進学した。
でもある日電車で突然息ができなくなり、倒れた。
病名はパニック障害。
大学をやめることになった。
それから数年。
今でも腸炎とは付き合っている。
パニックはここ数年起きていない。
そして学ぶことはやはり好きだ。
こんな自分を採用してくれた今のアルバイト先には感謝しきれない。
でも過去を消すことはできない、この経歴は一生つきまとう。
この国では一度失敗をしてしまうと元の道に戻るのが難しい。
それでも、生きていかないといけない。
明日は何か変わると信じて。