旬ジャンルの勢いもあって、投稿した二次小説がPixivの「小説デイリーランキング」に何度かお邪魔している。
Pixivは「評価」が可視化されやすく、ブクマされた数も評価回数も総合点も一目でわかる仕組みですよね。
この評価の可視化の仕組みもタグも、ものすごく良し悪しだと思う。
何度かランキングに入っていると、作品を投稿してからの1時間から2時間程度で、
「これは明日のランキングに入るな」とか、逆に「今回はランキング外か」とかが漠然とわかってくる。
相対的なものだから当然その日によって多少の変動はあるだろうけど、
個人の経験則から行くと、Pixivのランキングの集計時間である0:00~24:00の間に、
ブクマ数100前後、評価数50回(総合点50くらい)いけばランキングに滑り込めてる気がする。
(参照:ランキング (らんきんぐ)とは【ピクシブ百科事典】)
というのを、把握している時点で「なんだかなぁ…」と自分では思うわけです。
そりゃ書いたものが「評価」されるのは嬉しいし、多くの人に読んでもらいたいとか、
タグやコメントが付けられたら嬉しい!と思うのはごく当たり前だと思うわけです。
思うんですが、それが行き過ぎて読み手の評価ばかりを気にし始めるとドツボなんですよね。
「自分が書きたいもの」を書いていたはずが、「書きたいもの」ではなく「評価されるもの」を書き始めたりする。
「このジャンルならこういう作風のを書けば評価されるだろう」と、無意識に探し始めている。
自分でも心底めんどくせぇなって思うんですが、自分はそれに気付くと、
妙な自己嫌悪に陥って、すごく嫌になるというか妙に疲れてくるというか。
そして一度ランキングに入ると、次も入らなきゃという妙な強迫観念に駆られて以下無限ループ。
Pixivで「○○ちゃんねる」風の作品が叩かれる一因には、
「私の小説が評価されないのに、なんであんな文章でも何でもないのが評価されるんだよ」
という書き手の負の感情が少なからずあるんじゃないかなと思っています。私が思ってるだけかもですが。
なにがめんどくさいって、趣味で息抜きに書いたはずの作品のPixivでの評価に一喜一憂している自分が心底めんどくさい。
ならPixivに投稿すんのやめろよって言われたら正論過ぎて反論の余地もないんですが、
オンラインのみで活動してると体感的にPixivが一番わかりやすく手っ取り早く「評価」が得られる場所だとも思うわけです。
読んでもらって評価されることで「自己顕示欲」と「承認欲求」が満たされるというか。
Pixivにとても疲れました Pixivの評価と自己顕示欲と強迫観念 pixiv早く廃れろ pixivっぽいサイトを作った pixiv - はてな匿名ダイアリー
http://anond.hatelabo.jp/20130613121455 おぉ、これは有難い。早速、Evernoteにでも意見を纏めてみます。 あと閉鎖となってる理由なんですが、(増田の意見を反映するために)テーブル構成を変...
コメントがつくとモチベ上がる事には同意なんですが、承認欲求を満たすために「本来描きたかったもの」より「評価されるもの」を描いてしまうジレンマに陥るというところが難しい...