2012-07-28

ふと思い出したことがあるから、書き留める。

大津いじめの事件、あれがどうなっているのか知らないけれど

いじめられている人間について、勇気をもって反撃することも大切だ、云々。そういう意見もある。

しかにやられっぱなしでいいわけがない。上手くすればいじめが止むこともあるだろう。

だがしかし上手くいくとは限らない。

  

個人的な経験として、小学生のころおかしクラスメイトがいて、暴力振るわれていた。

彼は自分より強い人間以外には等しく暴力的で、私の経験というのは本当の意味でのいじめではない。

ここは承知してほしい。

あるとき私は彼に奇襲をしかけた。何かトリガーがあってそうさせたのだと思う。

必勝の信念をもって、顔か足元か覚えていないが、先制攻撃をはかったことは間違いない。

それで、返り討ちにあった。

相手のほうが強かった。けんかというものに私は全く慣れていなかった。

壁かどこかに投げ飛ばされて(蹴り飛ばされた?)、呼吸が苦しいなあという感覚があった。

結末は記憶が定かではない。

  

とにかく、反抗がうまくいくとは限らない。

から無闇にテレビ新聞がそれを勧めるのはいかがなものかと思う。

(なんでも朝日新聞いじめについてコラムを載せているらしい。伝聞)

拳で語るというのは、慣れていないとかなり痛い。

2度とやるまいという誓いを私は守っている。

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