はたから見てると「あたまわるいなあ」としか思えないことってあるけど自分も大概そのあたまわるい中に入ってるんだよなあ。
攻めの過度の変態化はどっちかと言えば受けタンハァハァ受けが酷い目にあうのハァハァ攻めにDVハァハァな受けへのサディスティックな「愛」溢れる書き(描き)手がやらかす事が多い。ので攻めファンからは「攻めを変態にしやがって」とヘイトを稼ぎ、サディスティックな愛のないタイプの受けファンからは「受けタンにそんなことするなんてひどいお!」とヘイトを稼ぐ。
それを分かってやってるならいいけどヘイト稼ぎまくっておきながら「え、攻めって元々変態だよね?」とか素で言う奴がいるからタチが悪い。
が、むしろ問題はそこから後で、ヘイトを稼いだ結果サディスティック愛の無い受けがたまになんかやらかして攻めヘイトに走るんだよね。
元のキャラが嫌いならともかくその攻めは攻めじゃないので、攻め好きからしたら改変されたキャラを嫌って大元からヘイトするのは少し「あたまわるい」と思ってしまわないこともない。でもまあ好きなキャラが酷い目にあって腹が立つのも分からなくはないので自分が変態化するようなやつらと同類だと自覚してちゃんと礼節を守って自分の巣穴でヘイトに走る分には許容範囲だと思う。
中には「受けタンは酷い目に合ってるんだから糞攻めヘイトが表にあったって問題ない!文句言うなら受けタンを酷い目にあわせた奴らにも言うべき!」とか言い出して表でヘイト始めるもんだから本当にタチが悪い。
注意書きも注意書きのフリして相手煽るような文章だったりする。良識あるへイターとそうじゃないへイターの注意書きを見比べるとなかなかに面白い。普通のへイターはヘイト小説なのでキャラのファンの人は見ないで下さいね、で終わるのに「あたまわるい」へイターは細かく色々書いて、丁寧な注意書きのフリして要は言葉を変えて何重にも「攻めにhshsしてるようなキ○ガイは見るな」って書いてあったりする。「あたまのわるい」注意書きのヘイト作品はまあ総じて面白くない場合が多い。例外もあるけど。
(個人的には注意書きで普通のヘイトかあたまわるいヘイトか分かりやすいのでむしろその方が便利だと思ったりするが)
それはさておき、こうなると攻めファンが我を忘れて厨化して泥沼化しやすい。「攻めタンを勝手に棒扱いして変態にしておきながら次はヘイトだと!?攻めタンはてめーらの都合のいい道具じゃねぇんだよ!」ってなる。
攻めファンの怒りもまたごもっともではあるのだが、そこで厨化する奴らは「アイツラは攻めタンにひどいことした屑だからなにしてもいいよね!」って暴れだすというどこまで行っても泥沼。
ここまでひどいことが起きるのはごく一部ではあるけど、その一部を目の当たりにすると本当に疲れる。
本来は(結託してほしくはないけど)受けファンと攻めファンこそ結託して変態化に反対すべきだよなあ、やるなら。まあ本当にやられて変態化をキルゼムオールし出したらそれはそれでやっぱり厨なんだけど。