もう数年メールしてるメル友の女性がいて、好かれたり嫌われたりを繰り返してた。
具体的に言えば、俺が好き好き言ってみるも流されたり断られたりした。
何度も俺の配慮ない言葉にキレて連絡が途絶えるも、数ヶ月経つと「久しぶり」みたいなメールが来て関係再開を数回。
メールとか電話でしか知らないのに結婚しようか?とか一緒に住もうか?と言われて俺がビビって断ったり。
でも、会おうか?と申し出るも何度も断られ。
で、この間会った。
彼女の部屋に泊まった。
そしたら、俺ずいぶんおかしくなった。
誰にも認められることなく、受け入れられることなく、この先ずっとなんじゃないかと。
これでも、道を踏み外すことなくよくもないまでも悪くない人生を送ってきた自信はある。
職には苦労しないレベルの国家資格はあるし、資格に甘えることなく有用な人材であろうといろいろ頑張ってる自負もある。
仕事でもプライベートでも、他人の役にたつように振舞ってきたと思う。
でも、俺は他人の気持ちとか読めないから、(他人の気持ちを逆撫でするのが得意だ。もちろん意図せずに。)素の、裸の俺はなんかカチンと来る嫌なやつ。
そんな俺が、ようやく便利で使える奴にレベルアップ。
その先に、愛される人間になれるような気がしてたわけなんだ。
いままで7回くらいに振られたことがあって、そのたびに、次があるさと思い続けてきた。
自分が愛情の飢餓状態でも、他人を思いやる余裕気持ちを忘れないようにしてきたつもりだ。
気が付けば、見返りを求めてたわけだ。
でも、現実問題として、愛情の飢餓状態で見返りを求めない愛って振りまけるんだろうか?
見返りを求める愛を振りまくだけでもいっぱいいっぱいだ。
ああそうさ、大学のときもそうだったさ、卒論だテストだで手伝わされて、「ありがとう」とみんな言うけれども、打ち上げのメンバーに俺はいない。
子供の頃からそうだった。
いい成績をとるのは俺、母の姑と父にに対する愚痴、学校に対する文句を聞くのは俺、わがままを通すのは弟。
不平不満が貯まってダダをこねて、要求が通るわけでもなくただただ嫌われる。
で、えらくおかしくなって、彼女は俺にメンタルクリニックを勧めた。
メンヘラ歴がかなり長い彼女の言うことだから、受診が必要な段階だったんだと思う。
でも、意地張って、一人で大丈夫。
いや、もう受診が必要だよっていう感じのメールをもらったら俺が逆切れしちゃって、
一人で悩む分には誰にも迷惑をかけない。
あんたと違って誰かの戸籍を汚させたり、自殺未遂に追い込んだりしてない。
と、心の傷をえぐるような返信をした。
酷いことを書いたと思ってる。
でも、困らせたかったのかもしれない。
こんなにいろんな相談にのってやり、期待させられ、結局はいい友達かと。
いろんな男を経験しながら、30代派遣じゃもう後がないから誰でもいいから結婚したいと言いながら、誰でもいいからといいながら、俺は駄目だと。
まあたしかに境遇を考えたら、確実に結婚してくれるという人以外としか男と女になりたくないっていうのはわかる。
結婚する?といわれて断った俺が悪いわけだ。
結婚はしないくせに付き合いたいってのは、ようするにやり捨てたいって意味になる。
この恋の問題点は大きく二つもある。
お互いに受け止めるには精神が弱すぎる。
遠距離が問題。
俺にとっては、数年お預けを食ってたと思っても、彼女には一晩目からやりたいって体が目当て?待てないの?っていう気分だろう。
そして三つ目は、最後に俺が相手を傷つけてしまったこと。
やれなかった腹いせに相手罵倒した。
弟に嫉妬してダダをこねて叱られていた幼児の頃とメンタルは変ってない。
一応メンタル受診したら、「diseaseではなくdisorder、鬱ではなく発達障害か人格障害でしょう。アスペルガーっぽいですね」といわれた。
帰りに待合室にあった人格障害の冊子を読んだら、自分が境界性人格障害にあてはまるんじゃないかと思った。
「たった一人、完全に私を愛してくれる人がいたら、私はきっと変われる。でもそんな人はいないし、いたとしても頭がおかしい。」
俺の思考そのものだ。
でも、愛されたい、愛されたらきっとなにかが変るはずっていう思考は異常なんだろうか?
興味が出たら偏狂的に丸覚えする性格だからとくに頑張らなくても成績はよかったのもあるけれども、優等生で通してきたの褒めてもらうのが構ってもらうためには手っ取り早いからって理由だったのかもしれん。
事実、みんなの、親の気を引きたかった。
学校の成績なんかじゃ、認められたうちに入らない。セックスさせてもらえることが、本当に受け入れられた証なんだ。
と間違った思考が暴走。
今に至る。
http://anond.hatelabo.jp/20090202011625 とりあえず一発抜いてから考えるという解決策
後日談。 相手を傷つけた。 自己嫌悪で死にたくなるかと思いきや、思ったほどではなかった。 爽快感にも似た、ふっきれた気分になった。 人を困らせて爽快感を得るんじゃ、いよいよ...