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はてなキーワード: 着物とは

2024-05-29

anond:20240529084203

150年くらい前までは日本の男は着物・袴というスカート構造のものを着てたんだが

2024-05-25

anond:20240525065815

歴史的な正しさと言ったら昔の着物着付けは、上流階級でも今から見たら物凄くだらしないし、戦前の喪服は白いし、今には通じないものが多すぎて難しいのでは。

2024-05-16

anond:20240516013402

け‐ぎ【×褻着】

平生着る着物普段着。 けごろも。

コレが何か調べたら分かるだろ?

それもできないか

anond:20240516012335

ググれないのか?

から来てるってよ

け‐ぎ【×褻着】

平生着る着物普段着。 けごろも。

anond:20240516012335

ググれないのか?

から来てるってよ

け‐ぎ【×褻着】

平生着る着物普段着。 けごろも。

2024-05-13

今月、結婚する。

先月から書いて準備してある婚姻届は、実は3回も書き損じてしまった。

なんだあの普段生活で見慣れない言葉の数々は。世の既婚者さん、よくストレートに書けましたねという気持ちだ。

 

結婚はしてもしなくてもいい」わりとそんなスタンスで生きてきた。結婚相手気持ちがあることだし、今の時代は必ずしなければいけないものでもないと。でも、提出予定日を間近に控えた今、とてもワクワクしている。

 

結婚をより楽しみで素敵なものに変えてくれたのは、彼はもちろんだけど周囲の人たちの反応もとても大きい。

 

「顔合わせも結婚式もいらんでしょ。なんなら結婚指輪婚約指輪もなくてもいいよ」

基本的にはそんなスタンスだった私だけど、「いや、結婚指輪はつけるでしょ」という彼の言葉に「そうなんだ!」となり、一緒にいくつかのお店を見て回った。なんだかんだ、ふたりとも同じ温度感で気に入ったお店が見つかり、近々また訪問する予定だ。刻印する内容を毎日考えては彼に「これはどう!?」と見せびらかしている。いつの間にか私の方が欲しがってる感じになってる。

 

「両家の顔合わせとか別にいいっしょ。あーでも、結婚するならとりあえず彼と家族だけは会わせておいた方がいいかね」

そんな感じで、私の家族と会ってもらった。今住んでいる場所から新幹線に乗らなければ着かない私の地元に彼がいるのは、なんだか新鮮だった。

私の母は「仲がいいのが伝わってきてとても良かった、会えてよかった」と言ってくれ、父は「変なヤツじゃなくて普通のヤツで良かった」と言っていたらしい。どんなん連れてくる思っとんねん。「これがオレの精一杯や」と家族がくれたご祝儀には、私が想像するよりもたくさんのお金が入っていた。たまたま会えた親戚の子どもたちも「楽しかった、また会いたい」と言ってくれているらしい。かわいい

 

その後、母が「絶対ドレス似合うと思うから着て欲しい」と、お金支援するのでブライダルフォトを撮らないか提案してくれた。その言葉を聞いて「ああ、母に結婚した姿をきちんと見せないと」という気持ちになった。結婚式というのは、家族のためにやるものだと言う人がいるけど、「これかあ」となった。家族だけで神前式をしたい、写真も撮りたいと彼に伝えたら、「結婚式はしたいと思わない」と言っていた彼も「やろう」快諾してくれた。ありがとう。綺麗な着物を着て、なんたらかんたら読み上げてもらえると思うと楽しみだ。支援はもちろん断るつもりだけど、母は時折頑固だからな。

 

彼のご両親も、話を聞く限りだと「家族関係希薄な方なのかな?」と思っていたけれど、いざ会ってみたらとても嬉しそうで、私にも良くしてくれる。ご祝儀やお祝いの品をくれたり、「相手の親御さんに何かした方がいいのか?」と丁寧に聞いてくれたり。

それぞれの親の反応を見て、なんだか私も彼も、「私たちって、両親にとってとても大事な我が子だったんだね」と改めて実感することばかりだ。

 

「既に一緒に住んでいる私たち結婚しても、そんなに何も変わらないだろう」

そう思っていたけれど、こんな風に家族が喜んでくれて、親戚も友達も「おめでとう」と言ってくれるのは、こそばゆくて嬉しい。 「なんてことない」と思っていた結婚イベントが、なんだかすごく素敵でたまらないものに感じてくる。

 

うそう。「プロポーズなんて別にいらないっしょ!自然かたちでオッケーOK!」と思っていた私だけど、彼は意外にもきちんと考えてくれていた。ある日、私が帰宅すると玄関ぬいぐるみがポンと置かれていて。「見慣れない子がいるねえ」と、その子を抱き上げると、頭にキランとネックレスがついていて、メモが添えてあった。これがプロポーズか!となった。

 

私はぬいぐるみが好きだ。でも、自宅をぬいぐるみ屋敷にしないよう、なるべく買わないように、買わないように(でも時々厳選して買って)努力している。そんな私の気持ちを知っていながら、ときどき私にぬいぐるみプレゼントしてくる彼は「オレがこの家をぬいぐるみ屋敷にしてしまうかもしれない」と言っていた(笑)。彼がいいなら別にいいのだが。この新しい子も、他の子達も、わんころべえも、ついでに私も。末永く大事にしてくれたまえ。

2024-05-10

anond:20240510163026

学校トイレに現れる。 襲われた者は肝臓を抜き取られるが、「ムラサキムラサキムラサキ」と3回続けて唱えると退散する、というもの紫色の物を手にして「ムラサキ」と唱えると良いともいう。 髪が腰に届くほど長く、紫の着物に加えて口に紫の口紅をつけており、出来の悪いアニメ相手を引っ掻くともいう。

2024-05-07

anond:20240507111028

夏井先生講演会に行った時、着物で出てくるのを期待してたけど普通に洋服がっかりだった

遠目に見ただけだけど

2024-05-06

とある観光地で聞いた話

信じるか信じないかはあなた次第で。

GW中に行ったとある国内観光地での出来事

同行者が若干スピ好きで、パワースポットを案内してくれる女性ガイド個人ツアーをお願いした。

どんなもんかなと思ったが解説が丁寧で人柄も良かったし楽しかった。

で、その女性ガイドは「見えるひと」なんだそうで、オプションで「おつなぎ」をしてくれた。

守護霊を見るか、親しかった故人からメッセージをもらうか、みたいな感じ。

守護霊って誰にでもいるというけど、スターとか有名起業家とかはその数も多いんだって

応援隊みたいなもので何かあったとき助けてくれる存在から守護霊の数が多い人は常に大勢から応援されアドバイスされ、

なんか困ったときにも救いの手が無数にあるってことらしい。

それを聞いてちょっと羨ましく思った。

大谷翔平サンには守護霊何人いるんだろ、とか。

で、自分も同行者も守護霊を見てもらった。

同行者には中国人商人3人がついててずっと喋ってるらしい。

同行者は話好きなのでらしくて笑ったけど、その雰囲気を見て言ってるんじゃないかとも思った。

自分は「今見えるのは1人です」って言われてちょっとがっかりした。

守護霊はどこかへ出かけてるときもあるから」って言ってたけどフォローじゃないのかな。

先祖にあたる女の子なんだそうで、絵を描いてくれたらおかっぱに着物で、座敷童みたいだなと思った。

まあそれはいいんだけど、女性ガイド曰く「女の子が、あなたが困っていると言ってる」と。

それで「知らない人から悪口を言われたことはありますか?」と聞かれた。

すぐに思いついたのは少し前にネット上で叩かれたこと。

詳細は伏せるけど、炎上してインフルエンサー個人情報拡散されて、まとめサイトにまとめられて叩かれた結果何が起こったか想像してもらえれば大体合ってる。

正直あんまり思い出したくない話だし、ましてや初対面の相手に言いたくない話なので、自分は「いやー、どうでしょうねー」ってはぐらかしたんだよね。

そうしたらその女性ガイドが、

インターネットの中は念が行き来しやすいです」って言った。

ネットことなんて言ってないのに。

まあ現代で「知らない人から悪口を言われる」状態って、大体インターネットのことかもしれないけどビビった。

なんか自分も生き霊飛ばされてる、みたいなイメージがずっと頭にあったから。

ここからは、その女性ガイドが言ったことの自分なりの要約。

メモとかとってなくて一度聞いただけの要約なので、ちょっと間違ってるところとか、自分勝手解釈しちゃってるところもあるかもしれない。

インターネット世界は目に見えないものだけど、目に見えないものにも念は宿るし、生きる。

大勢の念が集まっているので、それはそのうちに合体・成長して生き物みたいになる。

昔はよく、古い鍋とか皿が妖怪になるって言われたけど、今はインターネットの中に妖怪がいるみたいなものだって

それでその妖怪寄生先を探している。なぜかというと、そのほうが行動しやすいから。

幸せなパワーはパッとその場で散りやすいけど、悪意はジワーってシミみたいに残る。

悪意の念の方が圧倒的に強いので、基本的インターネット妖怪は悪意妖怪

悪意妖怪は仲間を増やすために、寄生先にもっと悪意を書き込ませる。

寄生先は人格を乗っ取られちゃって、今は悪意妖怪ネットの中だけじゃなくて現実にうじゃうじゃいる。

同行者がじゃあ悪意妖怪普通人間を見分ける方法はあるのかって聞いたら、○色と○色を好むようになるって言ってた。

これ何色か書いたら「お前それあのアイコンインフルエンサーのこと言ってるだろ」ってなるから書けねえ。すまん、適当想像してくれ。

Twitter連想させる青とか黒ではない。あまり暗いイメージの色ではない。

あとその女性ガイドから忠告っぽくパソコンの前で「○したい」「○にたい」とか考えない方がいいと言われた。

悪意妖怪寄生先に選ばれるからだそうです。みんな気をつけてね。

自分が叩かれまくったとき「こういうことしてくる相手はどうせ現実世界幸せじゃない」って考えようとしたんだけど、

悪意妖怪の話がマジなら、悪意や不幸は伝染して増えていく一方じゃね?って思う。

2024-04-30

anond:20240127105323

でも着物ってさ、サラシ巻いた後に胸元に綿入れない…?

2024-04-27

anond:20240427042600

そんな、「時代劇の格好は(中略)だから本物の着物じゃない」みたいな屁理屈を言われてもなあ

2024-04-19

anond:20240418200740

車なし地域出身者にとって足車は恥ずかしい物なんだよな。「盆踊りなら浴衣買えよ」って言われて「自分の格に合う着物なんか仕立てられない」と返すイメージ

私有自動車実用性の無い、成金の見栄の極致」という認識があるから、「自慢や自己満足のためだけの道具」である自動車をただ外出するためだけに所有するという行動がどうしても理解できない。

結果、私有自動車を買うことが出来ず、「田舎は移動手段が無い」と言って移動手段の共有財産化が行き届いた地域に帰ろうとする。

2024-04-12

前回のカーキ警察から3年が経ちました

2024 Apr

着物警察弓道警察冷笑しておいてなんだが俺はカーキ警察かもしれん「知らなかった…」「誤用が定着している」 - Togetter

https://togetter.com/li/2347549

2021 Oct

「本当に混乱したことがある」「国防色では?」ミリタリーオタクの言うカーキ色とアパレル業界のカーキ色は全く違う色なのかもしれない - Togetter

https://togetter.com/li/1793680

前回まとめた色の雑学

色名の混同誤用いろいろ

https://anond.hatelabo.jp/20211027173541

2024-04-06

レース経帷子

着物警察があーだこーだと話題ですが、葬儀関係ワイ、夏頃に白レース着物女子見かけて思わず「盆にはちょっと早いんとちゃいますか」って言ってしまった。せっかくの休みに白い着物見ると萎える。鬱。仕事思い出させんなふざけんな。

逆に白レース経帷子存在しないんだよね。レースのついた死装束用のドレスとかならある。作っても売れねぇのかな。着付ける側からしたら1000%破くから絶対やめて欲しい。

レース経帷子

着物警察があーだこーだと話題ですが、葬儀関係ワイ、夏頃に白レース着物女子見かけて思わず「盆にはちょっと早いんとちゃいますか」って言ってしまった。せっかくの休みに白い着物見ると萎える。鬱。仕事思い出させんなふざけんな。

逆に白レース経帷子存在しないんだよね。レースのついた死装束用のドレスとかならある。作っても売れねぇのかな。着付ける側からしたら1000%破くから絶対やめて欲しい。

2024-04-05

お相撲さん

山手線着物姿のお相撲さんが隣に座った

お相撲さんの幅は1.5席分で肩身が狭かった

足を肩幅に広げてるのはまぁ筋肉量のせいもあって仕方ないかもだが、ポケGOをやってる肘が当たってるのが気にくわなかった

でも今日は肌寒く、密着するとほんのり暖かくて臭くもなくて結果いい体験だった

2024-03-25

anond:20240325033603

事故なのか病死なのか自死なのか分からないけど知ってる人の若い人の死は本当につらいよね

しかも、絵の才能があって

イラストレーターとかで活躍してた可能性があるのに

私(アラサー)は幼馴染みの妹が

私が幼稚園児のときに亡くなったけど亡くなった妹が着物姿で横たわってる姿の鮮明な記憶があるよ

昔の記憶なのにずっと覚えてる

2024-03-20

若者茶道に親しまない理由

社会人になってから茶道を始めたアラサーです。

若者が親しまない理由ってこういうところだよ!というなかば愚痴です。

流派や習う先生によって色々異なるので、あくま自分場合です。

シンプルお金がかかる

自分場合は最低でも年に50万くらいかかってる。

上記に含まれるのは月々のお稽古代、参加必須お茶会お歳暮・お年賀など必要最低限で、他にも特別稽古や色々なお茶会に参加すると費用は嵩む。

お稽古洋服OKでもお茶会着物で行かねばならないので、着物代もかかる。

着物はいリサイクルも色々あるけど、女性お茶会に着ていけるような着物と帯、小物を1セット買うとしたら、デパート比較的安いもので40万〜とか?

年数が経つと許状代(分かりやすく言うと師範とかそういうの)もかかり、これは1発で数十万いく。

平均的な年収20代一人暮らし若者がこれを払うのは厳しかろうと思う。

ちょっと茶道やってみたいな、にしては額が高い。


お稽古以外のお手伝いがとにかく多い

自分が今疲れ果ててるのはこれ。

普段お稽古以外に、お茶会やら勉強会やら色々なイベントにおけるお手伝いがめちゃくちゃある。

もちろんお手伝いに対する報酬はないよ!

お茶会のお手伝いは丸一日かかる。

自分も席周りする場合、数万する高い参加費を払って自分はせかせかと席をまわり、あとは半日以上お手伝いで忙しくするなんて常のこと。

お手伝いしたら少し割引があるとかないんだ…。

事前の打合せやら稽古休日がまるまる潰れることも。

もちろんこうしたお手伝いも勉強であることは分かるけど、普通に労働なのでしんどい

しか茶道界隈で若い人は貴重なので、なにかと声がかかる。

断るにも限界があり、年に数回はお手伝いをしてる。



愚痴ってるけど茶道自体は楽しくて好き。

別にお茶先生になりたいわけではなく、ゆるく趣味として長く細く茶道を楽しみたいけどなかなかそうはいかない。

今まで結構真面目に頑張ってきたけど、もうちょっと色々な行事への参加頻度を落とすなどして続けられるゆるさでやりたい。

2024-03-19

claude3 sonnetにクソデカ羅生門を要約させた

以下が要約になります

ある夜、巨大な羅生門の下で一人の下人が雨やみを待っていた。門の上には数多くの死体放置されており、そこで一人の老婆が死体の髪の毛を抜いているのを目撃する。老婆は死人への復讐目的だと言うが、下人はその行為を許せず、老婆の着物を剥ぎ取って逃げた。老婆は裸になり、下人の行方を探したがわからなかった。

この物語は、飢餓に喘ぐ平安時代惨状と、人間の残虐性、生存をかけた行為を描いている。下人は最初は生き残る方法を見つけられずにいたが、老婆の非道行為を目の当たりにして、自らも非道行為に走る決意をする。生きるためには時に非道を行わざるを得ない、というテーマが描かれている。

 

見事にクソデカ要素オミットして元に戻るのしゅごくない?

2024-03-06

犬?狼?みたいな姿の神様肉食系ギャル

みたいな娘が性にがつがつしていて、それに神様がたじたじで「神様からかうもんじゃないぞ…(汗)」みたいなことを言ってるような関係性の漫画があったと思うのですが、思い出せない。

心当たりある人は教えてほしい。

その神様上記のように動物っぽい見た目ですが、擬人化されていました(贄姫みたいな感じ)。あと浴衣着物みたいな和服を着ていたと思う。

女の子の方も確約はできんが巫女服を着ていたと思う(神に仕える女の子というモチーフだろうし)。

2024-02-25

幼稚園児の私は死をわかっていた

初めて人間の死に触れたのは私が幼稚園とき

幼馴染みの妹が病死して、母親と幼馴染みの家に行った。

着物姿で横たわっている女の子の姿を今でも覚えている。死に化粧も施されて綺麗だった。病気で苦しんだ様子は伺えず本当にただ眠っているような顔だった

大人に言われるがまま水で濡らした葉っぱを唇に当てた

そして、私は幼馴染みの妹の母親もいる場面で「これが○○ちゃん死体」と言った。思ったことをそのまま淡々と口にしていた

私の母親は慌てて「死体じゃないよ。○○ちゃん」と言った

私の母親はこのときなにをどういったら正解だったんだろう。

亡くなった女の子母親は私の発言について、私にも私の母にもなにも言わなかったと記憶している

当時の幼稚園児の私に母親が死の概念説明しようとしていたが、私は母親説明される前に「死」というもの理解していた

子供心に「そんなのわかってるよ」と思っていた。ただ、友達の妹の遺体を目の前にしたときにどんな態度をとるべきなのか、わからなかった。ただ、大人に言われるがまま濡れた葉っぱを唇にあてただけだ

自分の心に浮かんだことをそのまま口にしただけだった

中年になった今でもこうやって当時の詳細が思い出されるくらい、幼なじみの妹の死は私の心に強烈に刻まれている

子供だって、死をわかっている子もいる。ただ、当時の私のように他人の死を目の前にしたらどう振る舞えばいいのかわからなくなっているときもある

YouTube病死する男の子ドキュメンタリーを見たのだが、

もうすぐ亡くなってしまう兄が両親に向けた感動的な手紙ヘルパーに代筆させて、両親がその手紙を読んでものすごく感動しているとき、その横で幼い弟はゲームをしていた。

視聴者号泣するような場面で弟はゲーム(多分Switch?)をしていた。

私は弟の行動にびっくりしていたが、子供はあまりにも人生経験が短すぎて、こういう場面ではこうするんだみたいなことがわからないし、まだ空気を読めないのだ。

弟は病気の兄のことを軽視していたわけではない。兄の病気のことも、兄がもうすぐこの世からいなくなることも理解している。ただ、弟はあまりにも幼すぎたゆえに自分がやりたいゲームをしていただけだ。悪意なんかない

私も「これが○○ちゃん死体」と口にしたときふざけているわけでも、悪意を持って言ったわけではなかった

ただ、自分が思っていることを言っただけだ

子供っていうのは人間だけれども、まだ未完成人間だ。大人からみれば突拍子もないことをしたり、言ったりする

死に対してもそう。その場にふさわしいふるまいがまだわかっていないかもしれない。大人が想定するようなそれっぽい反応というものはまたちがう意外な反応をするかもしれない

だけれども、あの着物姿の女の子を見ていた私のようにあなたの目の前にいるその子供は「死」というもの理解しているかもしれない

2024-02-22

桃太郎だと思ったらコウメ太夫でした

むかしむかしあるところに結婚40年ぐらい経った

夫婦が住んでました。老夫婦には子供が出来ませんでしたが、諦めて生活してました

ある日、おじいさんは山に草刈り

おばあさんは川に洗濯に行きました

おばあさんが川で洗濯していると、川の遥か上流から桃の様な何かが流れてきました

しかし、それがおばあさんの目の前にきた時は

なぜかジョウロに変わっていました。手に取ると

それはやたらと柔らかいようです

すると、川の下流から白塗りの赤い着物を着た男が現れが扇子ひらひらさせながら

「巨大な桃が流れてきたと思ったら〜

ぷにぷにジョウロでした…チクショー!」

と言ったのでした

しょんぼりしながら、おばあさんはジョウロを家に持って帰りました。

ジョウロを見ておじいさんは「こんなもの持って帰ってきてどうする!!」と怒ってしまいました

仕方なく、おばあさんが包丁でそれを二つに割ると中から元気な男の子…じゃなくて今にも死にそうなウナギが一匹飛び出してきました

すると、老夫婦の前に白塗りの男が現れ

「桃から赤ん坊が出てきたと思ったら〜

よわよわウナギちゃんでしたチクショー!!」

と叫ぶのです。まあ、出てきた者は仕方ない

と二人で育てると、立派な男に成長しました

そして、ある日男は老夫婦

鬼ヶ島へ行って悪い鬼を退治してくる」と

言いました。それを聞いておばあさんはきびだんごを男に渡した…はずがホウ酸団子になってました

困惑してると、またあの白塗りの男が現れ

「おなかが減った時のためにきびだんごをもらったら〜ホウ酸団子で〜した〜チクショー!!!

と、街まで聞こえるぐらいの音量で叫びました

そうして、桃太郎が歩いていると道中で犬に出会いました。しかし、ホウ酸団子しか持ってないので仲間にはなってくれないだろと思いきやあっさり仲間になってくれました。が、いざ先に進もうとすると、犬が髭を生やしたガタイのいい男に変わっているではありませんか

「い〜ぬが仲間になってくれたと思ったら

ドンモラルでした〜チクショー!!!!!」

桃太郎白塗りの男はほぼ同時に叫びました

こうして、ドンモラルを仲間にして雉と猿も仲間にした桃太郎は船に乗って鬼ヶ島へ向かいました。しかし、海の真ん中で気づけば乗っている船が巨大なコンニャクになっているではありませんか。すると、海の中から白塗りの男が浮き上がり

木造船に乗っていたと思ったら〜

捨てられコンニャクでした〜チクショー!!」

と、鬼ヶ島の方角へ叫びました

それでまあ、鬼ヶ島へは着けるもの

桃太郎たちは音を頼りに鬼の住処へと向かいました。しかし、そこにはひたすら割引シールを貼っては出荷する、ペンギンたちしかいません

まさか、と思い桃太郎が後ろを見るとそこにはあの白塗りの男が立っていました

凶悪な鬼たちを見つけたと思ったら〜

割引シールペンギンどもでした〜

チクショー!!!!!!!!!

桃太郎一行は結局、ペンギンたちを手伝って

少しだけ報酬を貰って、帰りました

家に帰ると、草刈りをしているおじいさんの姿がありました。桃太郎がおじいさんに近づくと、おじいさんの顔が骸骨に変わっていくではありませんか。ああそうか、こいつが鬼だったのか!

桃太郎は刀を取り出し、戦おうとしました

しかし、骸骨は桃太郎の後ろを指さしま

そこにはあの白塗りの男が立っているじゃありませんか

そして、男は

「おじいさんが草刈りをしていると思ったら〜

私を迎えに来た死神でぇぇぇしぃいぃた〜」

「チクショー!!!

白塗りの男はそう叫んで死んでしまいました

そして、桃太郎ドンモラルが所有するアパート家賃収入でおじいさんとおばあさんと仲良く暮らしましたとさ

(おわり)

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