はてなキーワード: YukiWikiとは
https://zenn.dev/satoru_takeuchi/articles/b4d0b811874522 を見て自分を省みて、書籍もそうだけどインターネットの文書の影響も大きい気がしたので、いくつか書いてみる。
今でも読める。ありがたい
2000年代ぐらいのプログラマで影響受けた人は多いんじゃないかなぁ。未だにファン
翻訳サイト、今はなくなっちゃったのかな。書籍版はKindle化して欲しい
以外にいくつかあったような…
ネットスケープの仕事場。とか大好きでたまに読み返す
https://www.hyuki.com/yukiwiki/
印象に残っている文書は
とか
続きで
http://anond.hatelabo.jp/20070724133040
まあ増田のせいというよりは、はてな記法のフォーマットルールがおかしい気もするが。「改行」と「改行二つ連続」の扱いが同じってどういう神経だ。
俺の感覚だと、前者は段落変え(p)じゃなくて改行(br)に変換(でなきゃ無視)して欲しいんだが……なんでこんな仕様なのか、誰か知ってる?
はてな記法は当時人気のあったいくつかのwikiの記法を元に作ったもの。改行の扱いが独特なのはwiki記法の影響だと思う。
当時ポピュラーだったYukiWiki、PukiWikiともに、改行は無視される仕様になってる。これは、整形済テキストの方に影響を与えないで、ソースになるテキストの方には改行を挿入して見やすくしたい、という状況を想定しているのだと思う。多分もともとは、HTML内で改行が無視される(空白と同様に扱われる)のと同じ発想なんじゃないかな。
話が少し飛ぶけど、こういった点から、国内のwikiは元々は論理マークアップ志向だった事が想像できる。各種記法は書いてあることの意味を表現するものであって、外見(ここに改行が入るとかココはインデントするとか)を指定するものではない、というような。実際、YukiWikiの開発時期は、論理マークアップという考えが広く広まるきっかけとなったHTML4.01やXHTMLの公開時期と非常に近い。
ちなみに、他の各種の記法と比較しても、はてな記法の書きやすさはかなり良好。仕様を見ていると、ソースの見易さを犠牲にして書きやすさを重視したんだろうな、と感じる。再編集する事が少ない(=ソースの見易さを犠牲にしても問題ない)日記記述に特化した感じ。ホントに、気になるのは段落や改行周りくらい。