はてなキーワード: テグレトールとは
私は側頭葉てんかんを25年間患っているイラストレーターです。
てんかん協会や患者は、てんかん患者の自動車運転の権利を訴えていますが、
Twitterなどでも言うべきなのでしょうが、仕事用のアカウントしかないため、
てんかんというと、泡を吹いて痙攣しながらひっくり返るようなイメージを持たれますが、
自分は発作を起こしている自覚がなく、ずっと先生に「何も変わりはありません」
と言っていました。
親には、ぼーっとしているのは元からそういう性格だと思われており、
「うちの子は脳波はまだ波が出てるけど、発作は4歳の頃に発覚した以降、一度も起こしたことがない」
と認識していました。
私は小中学生時代に虐められていたため、挙動のおかしさもよく指摘されていましたが、
彼らは自動症について言っているのではなく、ありもしないことを言って嫌がらせをしているんだと思い込んでいました。
嫌がらせの一貫だと思い込んでいたので、それはもう大変な被害妄想になり、他人の言うことは全て嘘だと思っていました。
しかし、大学生くらいの頃になって、信頼のおける友人に「君はよく一点を凝視していることがあるよね」
と言われました。
全く自覚がありませんでした。もしかして「てんかん発作?」とその時はじめて思い至りました。
自分では気付けないため家族にも協力してもらい、自分の行動の内の不審な点を書き出してもらって、
病院の先生のところに持って行くと、やっぱり発作かもしれないね、ということになりました。
また、てんかんとは全く関係ないだろうと勝手に思い込んでいた離人感や、知覚の歪み、幽霊っぽいものが見えるのも、
きちんと自分で調べてみると、関係がある可能性もあるようでした。
現実の運転なんて怖いと思って取得していませんでしたが、
発作らしき行動を指摘される前に免許を取っていた可能性も全くなくはありません。
そうしたら、小学生の列に突っ込んで塀の中暮らしになっていたかもしれません。
自分ではたった数秒意識を失ってぼーっとしていたり、自動症が出ていたなんて、大人になるまで気付けなかったのですから。
私は、自動車に自動ブレーキや運転機能でもついていない限りは、
完治していないてんかん患者には絶対に運転して欲しくありません。
気軽に運転しないで下さい。自動車がないと不便な田舎暮らしだったとしても、万が一の迷惑を被るのは他人です。
また、本人がてんかんだと申告しているのに、
こんな短時間で発作なんか起きないだろう、ちょっとぐらいやらせても大丈夫だろう、
お前が運転しなければ困るんだと、仕事で運転させるようなことも絶対にさせないで下さい。
自動車には基本的に自動ブレーキや運転機能が搭載されるようになって欲しいです。
このブログは、てんかん患者や、一般人の方々、なるべくたくさんの人たちに読んで欲しいなと思うので、
よろしくお願い致します。
追記
「服薬の有無書いてないので未治療のヒト?」というコメントに気付いたので、回答致します。
今は、医師にきちんと症状を報告して、諸症状はてんかんの発作だねということになっており、
薬の量も調整されました。
が、私は今までが無自覚だったので、本当に大丈夫なのかなといつも怖いと思っています。
(もし子供の頃に誰かが気付いてくれれば、口をモグモグさせたりする発作の挙動を気持ち悪いと馬鹿にされたりして苦しまないですんだのかな…)
他のてんかんについてはあまり知らないので何とも言えないところも確かにありますが、
側頭葉てんかんの複雑部分発作に関しては、脳波以外は誰かが気付かなければ本当に自己申告しかないので、
本人が気付かなければ医者も気付かないし、
自分は大人になってからの服薬で、テグレトールじゃないけど飲んでる。
それが狂ったことですごく気持ち悪い思いをしてる。
ちゃんと聞いてそのとおりに歌えるけど、それをmidiに落として鳴らすと半音違う。そんな感じ。
でも意外と慣れるもので、そういうものだと頭でも理解できたので、
なので、服用しなくなったらなったで意外と慣れると思う。
表題のとおり。
てんかんのためにテグレトール(カルバマゼピン)を処方されているわけだが、ググってみるとそれらしき副作用があるそうだ。
小さい時から服用しているのでもう慣れてしまったわけだが、たまに飲み忘れた際に逆に「半音高い音」つまり正しい音に違和感を抱いてしまう。
幸いというべきか、音楽は聴くだけで演奏する立場になることはないため「違和感」で済んでしまうのだが。
それはそうと、これに慣れてしまってるせいではあろうが好きな曲とかは普通に存在する。違和感を感じないんだし当たり前か。
別に「この曲おかしくね?」って感じることは普段ない。
ちなみに長らく発作は出ていない。(この薬のおかげなのだろうけれど)
将来、この薬を服用をやめることがあればどうなるのだろう。