はてなキーワード: 非処女とは
「私は相手が処女でなければ耐えられない」と言う人間がいる、という事実に対して、
もうすでに処女でなくなってしまった人が、それをショックに受け止めるかもしれない可能性、はあるだろう。
そんなことが、境界線になるのか、というのはあるだろう。
でも、別に、そういう人はいるよね、という話以上の意味がこの話にはあるのだろうか?
もちろん、そのような意味を読み込むこともできるだろう。
(転載すた→http://d.hatena.ne.jp/maskin-monotonicity/20081214)
「処女にこだわる」「処女でなければ耐えられない」と発言することについて、なんか、横で進行している話題に目がひっぱられてしまったのでメモ的にフォローしとく
■1.別にそれでいいんじゃない?何に耐えられて、何に耐えられなくても。:基本的に自由
発言した当人が、「自分の恋愛の相手が処女でなければ耐えられない」というのは当人の問題として別にぜんぜんアリだろう。
ある任意の人物が恋愛にいかなる形で関わりたいかということは自由であってよい。恋愛の関わり方への選択には、さまざまなオプションがありうる。
「彼はチョコが好きだ」「そして、わたしはガムが好きだ」というお菓子の選択と問題の構成は同じ。
好きなほうを選べばよいし、それは他人に強制するものではないし、強制されるべきものでもない。
ちなみに、わたしはこれから暴君ハバネロを食べるつもりだけれども、これは別にあなたに暴君ハバネロを食べろと言っているわけでもないし、誰かに強制されたわけでもない。あるいは、もし私が超辛党で、甘いものが食べられないような体の持ち主だったとしても、それは他人から責められる筋合いはないし、他人に強制する気もない
■2.でも、それで万事解決かどうかは謎よね:相手との調整問題はある。
しかし、わたしが暴君ハバネロを食う、という選択と恋愛行為に関わる選択をすることはまったく同じではない。
恋愛行為には、相手がいる。片方の欲求が、達成されなかったとき、それは調整される必要がある。
欲求を相手に負担を強いて、どうしても達成するか。あるいは妥協するか。あるいはすっぱりとあきらめるか。
お菓子の例で言えばこういうことだ。
2人でお菓子を買うときに、ひとつのものしか選べない場合には、双方の欲求や、選択、資源配分を調整する必要が生じる。わたしがハバネロを食べたいといって、相手が都こんぶを食べたいと言ったとき、相手と私の欲求を調整する必要が生じる。しかも、恋愛はお菓子を選ぶことよりもずっと重要で、ずっと重たい問題である。よって、この資源配分/資源調整の問題は、片方が我慢し、片方が欲求を通せば済む、という簡単な問題ではなくなる。
おそらく、「処女でないとがまんできない」という感性を持ってしまった人間は、苦労する。自分の欲求が達成されにくいから。
■3.ありがちな誤解を誘うことと、の問題:一般論なのかどうか
ということで、「処女でないとがまんできない」と発言した人へのわたしの感想は
「そうですか。それは大変ですね」
という一言で、基本的には終わる。終わっていいはずである。
しかし、発言してしまうことが誘いかけた問題はおそらく別にある。
「一般的に言って処女は許されるか、許されないか」
という問題がある。
どちらかというと、この問題は脇道、というかどうでもいい、とおもう。
発言者は、おそらく「処女性にこだわるなんて、無意味」というような一般的な恋愛言説を意識している。
そして、「処女性にこだわってしまう自分」が間違いなのかどうかを問うているように思える。
それは別に間違いではないし、そういう人はいる。その存在自体が否定されるべきではない。
「処女性にこだわってしまう感覚」は、様々な性愛の感覚の中の一つとしてあってもいい。
しかし、往々にして、「わたしはXだ」という発言と「わたしはXだと思う」という発言は区別がつきにくい。
前者は、単に存在主張であり、討論の対象ではない。
後者は、一般論としてどうか、という議論であり討論の対象となる。
一般論として、「処女は許されるか」と問うならば、それは「許される」。未婚者であっても、それは日本社会では、一般的に許される。
しかし、わたしにとって処女が恋愛対象とならない可能性もあれば、Xさんにとって処女しか恋愛対象とならない可能性もある。それは単にそういうことだ。
「私は相手が処女でなければ耐えられない」と言う人間がいる、という事実に対して、
もうすでに処女でなくなってしまった人が、それをショックに受け止めるかもしれない可能性、はあるだろう。
そんなことが、境界線になるのか、というのはあるだろう。
でも、別に、そういう人はいるよね、という話以上の意味がこの話にはあるのだろうか?
もちろん、そのような意味を読み込むこともできるだろう。
「付き合う女性は処女の人間のほうがいい」という男性ばかりの社会では、
「みんな、処女以外は許してはいけない」という発言という意味でなされるのであれば
それは女性の側に、非処女である自由を抑圧する発言に他ならない。
そういう意図なのであれば、その発言は責められてしかるべきだ。
だが、この発言はそういうものではない。
それは、ありがちが誤解が読み込まれているにすぎない、とわたしは思う。
■5.「私は本質的に処女でなければダメである」かどうかが不明であるという問題
ただ、さらに少しフォローをするのであれば
「私は処女でなければダメだ」と宣言する人間が、本当に「処女でなければダメ」なのかどうかは、
実際に処女でない相手とつきあってみるまで、その問題が本当にどうにも覆しがたい問題なのかどうかは謎である。
童貞なら特に。
それは、自分自身が自分をそういう人間だと思い込んでしまっているからだ、という可能性はある。
人間は思ったよりも、意外と変われる。意外と環境にすんなりとなじむ。大変な場合もあるけれども可能だ。
ただ、「変わる」ために、あるいは「妥協する」ためにどのぐらい努力を要するのか、
どのぐらい難しいものなのか、ということには個人差がある。
どうしても無理な人は、いる。
これをいないことにしてしまうのは横暴だと言ってよい。
たとえば、同性愛で考えてみよう。
わたしは同性愛者ではないので、同性の人間とセックスをしろ、と言われたら大変である。だいぶ厳しい。
でも、最初はいやかもしれないけれども、強引にやられてしまったら、そのうち慣れてくるかもしれない。
いや、それどころか、意外と1,2回でさっくりといけてしまうかもしれない可能性だってあると思う。
でも、試してみる気はないし、試してみる必要性もいまのところない。
いまのところ、わたしは同性愛者ではないと、わたしは思っているし、
同性からセックスをせまられたら「ごめん。むり」と言う発言が尊ばれてしかるべきだと思っている。
「意外といけると思うよ?」と言われるかもしれないけど。「でも、ごめん、むり」と言うと思う。
「むり」だと思っているわたしは、後になってみれば愚かだったと言われる可能性はある。
でも、それが愚かであるかどうか本当にわからないうちは、
自分自身が「自分が同性愛者ではないと思っている」という意志の問題は尊重してほしいと思う。
だから、「意外と大丈夫だと思うよ?」という発言まではOKだけれども
「そんなもん、ぐだぐだと言ってないで、やっちまえばわかるって」という発言はセクハラでありNGだと思う。
わたしは同性と、やりたくない。
処女でなければ耐えられない、と述べる人が、自らの性愛感を主張し、相手に求めることは
尊重されるべき事柄だとわたしは思う。
事後的に観察すれば、それは「厨」かもしれないけれども、そうでない可能性もある。
どうしても無理ならば、それは無理なのだろう。
でも、無理だと思っているのが、単なる思い込みの可能性もある。
自分で「思い込みかもしれない」と思えたのならば、ほんとに思い込みかどうかを試してみればよい。
試した後には、「わたしには無理だ」という言葉の説得力は、一回り違っているだろう。
試してみる価値はあるかもしれない。
(もちろん、繰り返すが、
試していない人間の、「わたしには無理」という発言は思い込みである可能性もある。
けれども、それを、「絶対思い込みだって」と他人が断定してしまうのは横暴である。
「思い込みの可能性もあるよね」とまで、可能性を示すのは、横暴ではないと思う。)
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もう誰も読んでないと思うけれども、補足。
非処女の人が「ああ、私は対象外なのね」という形で疎外感を受ける、のと同時に
処女が、非処女になることを想像するときに「私はそれをすると、対象外の存在になってしまうということなのね」という抑圧も受けますよね、というご指摘があり、そのご指摘はまったくそのとおりだとおもいました。
俺はだからそうさして心配するような事でもないと思う。ここで主張している奴らも、実際に好きな人が出来た場合そういった思考はどこかへ行ってしまっているだろうから。
大半は変わる、と信じたいが現実にはこういう男もいるわけだし、そもそも童貞でも処女厨じゃない男はゴロゴロしてる訳だしそういう指向を表明してる人が警戒されるのは仕方ないんじゃあるまいかね。
ところで他の男が触れたものは不潔な気がするという潔癖性的な観点からいうなら、ほとんどの女は(処女非処女問わず)彼の知らない男から性器をじっくり眺められたり触られたりした過去があると思う訳だよ。(赤ん坊の頃に、父親や病院の先生から)
そういうのは気にならないんだろうかね。痴漢の被害にあったことがあるとかもNGなんだろうか。
そっちは気にならなくて彼女が自発的に行ったことが問題なんだというなら、相手の自主性独立性を認めたくないというスタンスなのが明確になりそう。
処女であろうが非処女であろうが、女はそれほど童貞か非童貞かに拘らないもんだよ。だからといって誰でもいいプライドのない生き物ってわけじゃない。それ以外の部分にはものすごく拘る。(ああ、先に言っておくけど「イケメンに限る」ってわけじゃないぞw)
処女厨は男性性に囚われているんだ。「恋愛においては、自分が相手より上の立場に立ってリードするもの」という思い込みに縛られている。もしくはそういう願望がある。そして、それができていない自分に劣等感を感じている。
だから、相手が非処女で自分より恋愛経験豊富だと、自分のほうが相手より立場が下になってしまう。そして勝手に「相手に見下されているんじゃないのか」って思ってしまう。処女厨が処女を求めるのは、処女のことを、自分の劣等感を刺激されずプライドを保って付き合える相手だと思っているから(実際に処女がそういう存在であるかどうかはともかく)。
「女にリードしてもらうのも悪くない・むしろリードされたい」って思っている男は、おそらく処女厨にはならない。
女が童貞厨にならないのは、女社会において「恋愛においては、自分が相手より上の立場に立ってがリードするもの」という思い込みがないから。だから、相手が童貞であろうが非童貞であろうが恋愛ができれば自信が付く。
最近の、処女厨に対する処女非処女双方からの反発もそうだよね。
キモイキモイと思いつつ今までずっと我慢してきたけど、もう我慢できませーんという感じ。
61. 名前: #- 2008/11/16 19:51 | URL | No. 96785 | 編集
63. 名前:ゴンベイさん #- 2008/11/16 21:15 | URL | No. 96811 | 編集
米61
それは男もお互い様だ
66. 名前:ゴンベイさん #- 2008/11/16 23:20 | URL | No. 96831 | 編集
米61
釣られ易いと言うより、怒りと嫌悪感の飽和状態になって
一部のキモ男が、女が空気読んで黙ってるのを良い事に付け上がり
そう言う話題の許される場所以外でも自分達の下衆話が
「非処女は肉便器とネットに書いて罵倒する」こと事態が行動だよね?
ネットに書き込むというのは脳内で完結してることじゃなくて、他人の目に入る現実の行為なわけなんだけど。
「ネタで書く」んだろうが「マジで書いてネットだけに留める」んだろうが、「ネットに罵倒を書き込む」こと事態が現実の罵倒行為だ、という話なんだけど。
これらは違うよと見ているんだよ。ネットと現実は常に一致するとは(しないとは)限らないだろう?
どっちを特異とするかという話であって俺は今回のケースだと一致するとおかしいと見なした
俺の場合、ネットは精神世界。現実に影響を及ぼす因子足り得るけど、因子だけで動けるわけじゃない
動けるのなら、俺、今日仕事やるよ! っていって、サボらないはずないんだしサーセン、俺がヘタレなだけでしたー
http://anond.hatelabo.jp/20081216133703
いやね、だからそれが「マジで書きつつもネットにだけ留める」レベルだって話
罵倒するのは問題だけど、ネットだけの気取りはあるもんでしょ? いや、ない? ないならいいや。そっちの方が健全だ
でもな、そう思えないとそういうスレは開けないでしょ。気持ち悪すぎて。いや、どっちも気持ち悪いんだけどさ
俺はまだ現実に影響を及ぼしてないならギリギリOKじゃないの? と考えるわけだよ
あくまで最悪の一歩手前で踏ん張っているわけだしさ
処女厨ってのは、単に「自分の好みではどっちかというと処女の方がいい」という人のことじゃなくて「処女じゃない女は人としてダメ」「非処女は人間扱いしなくていい(本当はそういってる時点で処女のことも人間扱いしてない訳だが)。非処女に対してはどんなひどいことをやらかしてもいい(肉便器と呼ぶとかいうのも含まれる)」と考えてる人の事を一般的に指している。
ここで出てきた彼は彼女が処女ではなかったと思ったから非道な事をやらかしたと推察されるので、その定義によれば立派な処女厨。
自分の中のイメージなんで、「おめーのイメージは現実や世間一般とはちげーんだよ!」となってるならそういって貰いたい。
例えば、男性が恋愛経験有り(非童貞)で女性が恋愛経験乏しい(処女)場合って、女性が搾取される場合も聞くけども、男性がリードして上手く行くってのも普通に耳にする。この場合、事の成否に関して、経験有りの側(男)が努力してどうかって感じで、経験無しの方(女)が受け身的なイメージがあるな。それが当然みたいな。女性に優しくしろみたいな感じ?男が女の(恋愛経験が乏しい事に起因する)愚痴を言うもんなら批判を浴びるイメージ。
けども、逆の女が恋愛経験有り(非処女)で男性が恋愛経験乏しい(童貞)ってどうだろうか。自分のイメージでは、女性側が努力(というより苦労かな)をして色々と男の至らない点について愚痴を言いつつも付き合って、男の方はあたふたしながら努力するか、鼻糞ほじりながら口空けて待ってるイメージだな。当然男の後者は批判の雨になる感じがする。
ちょっとハッサンしたのでまとめる(何度も言うけど俺の中のイメージだ)
多分現実は、特に男女で差は無くてお互い様なんだろうけど、なんでこんなイメージをもってるんだろうなー自分。何の経験がこのイメージを作りあげたんんだろう。
俗物派 ─┬─ 中古品とかとんでもないよ派(女はものである)
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├─ 自信喪失派(自分に自信が無いので恋愛経験の無い人がいい)
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└─ 女性恐怖派(基本的に女が怖いよ派)
無理派 ─┬─ 処女しか精神的に無理(精神的に受け付けない)
│
├─ 処女しか衛生的に見て無理(汚いような気がする)
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│
│
├─ 処女しか家系的に見て無理(名門なので処女以外認めてもらえない)
│
├─ 処女しか風習的に見て無理(穢れ、禊の精神が染み付いちゃってる)
│
└─ 処女しかストーリー的に見て無理(カタルシスが得られない)
ロマン派 ─┬─ 二次元派(二次元の中にのみ処女を追い求める)
│ │
│ ├─ 二次元しか愛せないよ派
│ │
│ └─ 三次元はあきらめているよ派
│
│ │
│ ├─ 俺のセックスは綺麗だよ派
│ │
│
└─ ナイト派(無垢なものを守ってあげたい派)
一口メモ
女性との出会いが無いなど、結果的に処女厨にならざるを得なかった気の毒な処女厨も中にはいる。
増田や2chで暴れている俗物派の処女厨とは議論にならない。議論しても得るものも無い。スルー推奨。
処女厨はたくさんいるように見えるが、俗物派が頑張って連投しているだけ。お疲れ様である。
<参考エントリ>
http://anond.hatelabo.jp/20081214164408
http://anond.hatelabo.jp/20081215224621
http://anond.hatelabo.jp/20081216170031
http://anond.hatelabo.jp/20081217151505
http://anond.hatelabo.jp/20081226140037
しかし実際自分が汚すのと他人が汚すのでは違うんだ
それが自分が綺麗で他人が汚いからと処女厨は思ってると君は結び付けたいんだろうけど、そうはいかせたくないなあ
それこそ非処女が「経験」の一言で(実際はその前と後でなんも変わらにゃしないんだけど)付き合って別れてのくり返しを正当化するのと同じでしょ。
> まだ四季シリーズを読んでいないので断言は控える、が、真賀田四季も出産を経験しているけれど、
> 精神的には処女かもしれない。これはパラドクス的に処女とみなしても良いと思われる。
つーか、処女ってそんなに拘る事か?
だらだらだらだら、9時から今まで増田見てた。
冷静に考えたら、時間の無駄というか、RSS配信してるんだから常駐している必要はないというか、そもそも増田とかする理由はないしよく考えたら処女とか非処女とかあんまり興味なかった。
当時自分も処女で学生時代はモテもせず興味もなく男性は割と苦手な方でまぁぎこちなく一つずつ段階を追って付き合っていければいいと思ってたんだ。ちょっとまいあがってたのもある。だって好きだって言ってくれる人なんてそんなにいないわけだし、経験がとにかくなかったので穴に対して好きだと言われてるとは思わなかったし。20歳も十分越してからその処女厨と付き合い始めたわけなんだが、見てくれは普通なので彼はほんとに処女?とかなりうるさかった。童貞だってことは何度も言われてたし、自分も何となく怖いという気持ちがあったのとお互いに一つずつステップアップしていればいいかなぁというのんきなことを考えてたのでそうだよーと普通に答えてた。キスするところまでは楽しかったんだ。問題はセックスのほう。
もうほんとひどかった。自分は血が出なかったんだがまずそこで疑われた。ほんとは処女じゃないんでしょ?ってしつこく言われて泣きそうだった。死ぬほど痛くて泣いてたのにだましてんじゃないの?ほんとに処女?ってそればっかり聞かれてやさしくもされない。穴がゆるいともいわれた。なんで気持ち良くないのと怒られたりもした。さらにはマグロとののしられた。初めてなんだからやり方わかるわけないじゃん。しかも自分はかなり興味がない方でエロコンテンツとかもほとんど見たことないし、見たらうわっと目をそむけてしまうようなタイプだったんだ。演技もできない。あそこの洗い方だってよく知らなかった。もう毛が、とかくさいとか汚いとか言われまくったよ。当時は相当ガリガリだったのにちょっとでもつまめる肉があったらつまんでにやにやするし。三次元の女のからだは汚いって平気で言うし。昔ちょっとピザだったから余計にショックで自信がなくなった。
しかも彼はオナりすぎて極度の遅漏でそのうえ、仮性包茎でそのコンプレックスももってた。こっちはそんな言葉さえも知らない。なんかエロいこと言わせようとしてたけどそういうのも全くわからなかった。いろんな体位をさせようとするけど体が硬くてきついし気持ち良くないししんどいしなんかいつももういやだって泣いてばっかりだったけどそれを言うと怒るし。いやだっていっても本当は云々とかいうし。ありとあらゆるところで体触ろうとするし。自分は小さい頃から痴漢とかそういう人に会いやすかったんだが、また遭ったよ…と落ち込んでたら、でも本当は(ryとかいってくるし。しまいには浮気するし。男ってそういうもんなのかと我慢してたけど(野外と人前と複数だけは拒否しつづけたが)結局別の原因で亀裂が入って別れてしまった。
んでその後何年も男性不審だった。もういっそずっと一人でもいいやと思った。男嫌い童貞きもいってずっとおもってた。もしかしたら彼だけがおかしかったのかもしれないと今なら思うけど当時はそんな余裕なかた。もし、もう一度何かの間違いがあって男性と付き合うことになっても童貞だったら絶対にやめようと思った。処女かどうか聞く人もやめようと思った。近づいてくる人が怖かったし、好意を示してくる人も気持ち悪くてどうしようもなかった。まぁとにかくセックスという単語を聞くのすら嫌だったんだ。
不思議なことにもう一度だけ間違いは起きて、また男性と付き合うことになった。その人は非童貞で、処女厨ではなかった。でも別にヤリチンではない。自分が男性不審でとにかく性にまつわることに拒否反応を示すってことは付き合う前から知ってたので特に説明はせずにゆっくりゆっくりと近づいた。怖いと言ったらちゃんと待っててくれた。そういう余裕のある人だった。手をつなぐのだけで3カ月かかった。だけど体に関しても性に関しても侮辱や否定をしない。怖いと言ったりわからないと言ったらそれに応じて待ったり手助けをしてくれたりする。優しさとか安心とか、そういうもので満たしてくれる人がいるんだってなんだかすごく感動する。今も。いつも。感謝してる。時々彼の昔の彼女に嫉妬したりする自分が悲しいけど。自分だってあいつと同じ穴のむじなじゃんって言う悲しさ。
童貞でもきっと普通の人の方が多いんだろうけど、でも自分にはもう賭けをする気にはなれないんだ。それくらい最初の人がひどかった。それでも好きだった自分を消したいと思ったころもあったけど、あの経験がなければこんなに慎重にはならなかったかもしれないから良い方向へたまたまさいころが転がってくれたのかもしれない。それはわからない。でもやっぱりあの経験はつらかったし苦しかったし、できるものなら味わいたくなかった。愛されたいんだ、処女でも非処女でも自分のことをちゃんと人として見てくれる人に。そういうことを今は思う。
追記:
処女厨って違う意味なんでしょうか。異常に処女にこだわるひとっていうイメージだったんだけどな。
元彼の場合、最初の時点で処女を疑っていたためにその後変な方向に走った+非童貞になったことでコンプレックスを制御できなくなり暴走した、と自分は解釈してます。今でもすべてにおいて悪い人だとは思ってないし別れた原因もセックスに関することではないですが、別れた後に男性という生き物がそこまで理解不能ではないということを知ってしまったので過去と自分自身を許容できなくなってる感じです。しんどい。そして彼に申し訳ない。あんまり甘えてばっかりでもなぁ…。早く吹っ切りたいです。