はてなキーワード: 蛍火の杜へとは
残暑という夏の名残が秋の長雨に流されていっても、晴れることがない気持ちを抱えながら「蛍火の杜へ」を見ていた。
艦これの川内にそっくりなおてんば娘の蛍が出てきて、映画早々にお茶が喉に詰まった。エンドクレジットでやっぱり同じ人が声を当てていた。
手がつけられないあの時分特有の闊達さがはしゃぎ回る黄色い声に出ていて、それだけで消えたくなる。
夏休みの宿題に全く手をつけてなかったが、子供達はちゃんと宿題を終えただろうか。
夏だけの逢瀬という縛りを破って距離感を一気に縮めたら消えて無くなるのは、まるで長続きしないバッドプラクティスな夫婦みたいだ。
身にしみて辛い。
蛍は夏の夜の盛りにしか光らない。夜の帳に涼しさと共に光る淡い旋律。
真冬にコタツからあの淡い光を思い出そうとしてもうまく描けまい。