テーマがキワモノなこともあるけど作品の構成はいつも王道。
どの料理を頼んでも同じダシスープを使っているから根っこの味付けが変わらず、ある意味で安心できるタイプの町中華みたいな漫画しかない。
ハズレはないが決定的な当たりもない。
別にそれが悪いってわけじゃなくて、何となく欲しい時に欲しいものが淡々と出てくるだけの「商品」って感じで完成度が高い。
「芸術」とか「傑作」を目指してくる今どきの夢見がちな漫画家とは違う、まるで「家内工業」のような漫画。
時代を感じるわ。
Permalink | 記事への反応(1) | 11:08
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小学◯年生みたいな一年きっかりで終わる学年誌での連載が多かったから、限られた話数で起承転結するとっつきやすい話を作る能力が磨かれたのだろう