パレート最適とは、誰かを犠牲にしないと誰も利益にならない均衡であり、誰かを犠牲にすることではない
だからこの均衡を目指して状態が推移する
どう推移すべきかと言うと、パレート改善というのがある
これは誰も犠牲にならずに一人以上が満足度を上げることを言う
ただ実際の問題ではパレート改善が難しいので補償で解決する
つまり利益を得た人が損を被った人に補償する
これを補償原理という
つまり経済政策とはこういった道徳性に基づかねばならないと理解しなければ、単なる好き嫌いで政策を決めることになってしまう
個人が「こういう政策をすべき」と言うときはその個人の利益にしか基づいていないので鵜呑みにせず、ちゃんとパレート改善や補償を考えるべきであろう
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