2024-03-01

味覚が感覚ひとつだと認識すると、おいしいものを食べることが虚しく感じられる

味覚を司る脳の部分を刺激しさえすれば、あんなに高度な調理あんなに様々な生物あんなに広範な流通必要としない。

そうして脳の刺激だけで足りることを、社会多面的にかき乱してまで実現するのが虚しく感じられるのだ。

また、味覚も感覚ひとつだと認識すると、「おいしさ」がわからなくなってくる。

から何らかの感覚があがってくるだけで、それが「おいしさ」として統合できなくなる。

味覚のゲシュタルト崩壊を起こしてしまうのだ。

そんな単なる感覚ひとつしかない味覚に、どうしてこうも自らが振り回され、社会を振り回さなければならないのだろう。

今日金曜日だが、夜の街では味覚を求めない。早く、身体を捨てて仮想現実に移り、味覚の無い世界満喫したい。

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