オクターブチューニングは、一度正しく調整したらそうそう狂うものではありません。
ところが、弾いているうちにだんだんと合わなくなってくることがあります。
オクターブチューニングが弾いているうちに狂ってくるのは、弦の劣化が原因です。
新品の弦に交換したらオクターブチューニングは元のように正しくなるはずです。
質量が全体に一様なので、一様に打たれたフレットの通りに音程が変化します。
ところが、弦は使い込まれるうちに削れたり錆びたりして、質量に偏りが生じてきます。
削れれば質量が減りますし、錆びれば質量が増えます(鉄分子と空気中の酸素分子が結びつくのが錆)。