私は不憫な誰かに対する憐れみを尊いものだと思い込んでいた。
しかし、よく考えると、それは本能的な反応に従っているだけであり、理性的とは言えない可能性があることに気がついた。
社会的な動物な人間の本能として、ある意味で動物的な欲求であると言える。
誰かの手助けをすることは自らの欲を満たそうとしているだけなのかもしれない。
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ブッダが悟りの境地で何に気がついたのかをずっと知りたいと思っていた。
もしかするとそれは人間の性質についての十分な理解であったのかもしれない。
宗教的な啓示ではなく、純粋な理性的な分析による自己理解、科学に近い洞察であったのかもしれない。
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