二次元キャラクターとの「結婚」ってさ、「嫁入り」「婿入り」に近いんじゃないかな?
「結婚」というものを現代的な感覚で捉える人が多いけど、古くは「結婚」というのはもっと不自由なもので、そもそも「結婚」の本質は不自由さにこそあると言っても過言じゃないでしょう。(だからこそ「結婚制度そのもの」の解体を訴える人もいるし、それは私も賛同するところでもある。)
恋愛や結婚というものを、身体にタトゥーを刻みつけるような、不可逆の誓いとして捉える人が多いんじゃないかな。
そういう人々は、二次元キャラクターとの「結婚」というものを、「キャラクターを自分のものにする」契約ではなく、むしろ「自分をキャラクターのものにする」契約として捉えているんじゃないだろうか?