人類にとって書くべきものは既に全て書かれたんじゃないか、という話ではなくて、もっと個人的な話。
過去に読んだものを読み返しても、けっこうな確率で忘れてるからまた楽しめるし、
(そりゃあ当時気に入った作品だから再読して面白いと感じるのは当然だ)
しっかりと覚えているものや、三度四度と読み返すものにもいつも新たな発見がある。
既に何作か読んだ人の新作については読む方が時間の無駄な気もする。
こないだふと気が向いて村上春樹の短編集『女のいない男たち』を買って読んでみて、1作目の雑さにガッカリしてしまった。
そのあとなんとなく『ダンス・ダンス・ダンス』を読んだらめちゃくちゃ面白かった(最初読んだ時はそんなに気に入った方の作品でもなかったのに)。
この間の焼き直し?