どうも晩酌中はおつまみを食べ過ぎてしまうのでハテどうしたものかと必死に脳みそをぐるぐるさせていたんだが、源頼信が派遣されたと知った平忠常くらいあっさりとその道は拓かれた。
遠くに置くんだよ。うん。
腕を伸ばして手が届くか届かないかギリギリ…みたい位置につまみを置く。それだけ。
馬鹿みたいに単純なんだが、これが割と効果があって笑う。
人間は元来「腕を伸ばす」という行為がそれほど歓迎的ではないのかもしれない。
心の中の天秤が「つまみを食う」のと「腕を伸ばす」との間でものすごく拮抗しているのをまざまざと感じる。
普段よりたかが1メートルくらい遠いだけなのにだ。
これは自分にとって新しい発見だった。
くれぐれも距離を侮ってはいけない。
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