女性は、やりたいこと・やってほしいこと・こうあってほしいことなど「通したい主張」が先にあって、それを通すために逆算で理屈を捻り出す傾向がある。
するとゴールから遡っていくことになるので、スタートとなる前提がふわっとしている。
通したい主張だけは絶対に動かないものであり、それが無理筋だとなったら別の方向からでも理屈をつけて通そうとする。なのでスタートがどんどん動いていく。
男性は「通したい主張」がある場合、まずは手持ちの前提(常識や倫理や統計や物理学など)からそれが「証明」できるか試みる。
「証明」できたら、それをスタートから順番にぶつけるだけだが、できなければ、その主張を通すことを諦めがち。むしろ主張自体を「証明」できるものに変更してアタックすることのほうが多い。
それでも理屈に合わない主張をどうしても通したい場合、もはや理屈の適用対象外として、お願いしたり、なだめたり、すかしたり、おちゃらけたり、脅したり、怒鳴ったり、騙したりして通そうとする。