2022-11-15

医療刑務所内では毎年50人死ぬ

東京拘置所で人がひとり死ぬニュースになるのに、医療刑務所で人が50人死んでもニュースにはならない。

八王子医療刑務所には200人ほどの病気受刑者収容されているが、そのうち50人は塀の中死ぬ

実に、4人に1人が死ぬ

年間50人だと週にひとりは死んでいる勘定で、バタバタと死んでいる感覚だ。

ちなみに、ベッドに寝て治療を受けている間は服役日数にカウントされない。

まり病気が治らないと、残りの刑期が減らない。

受けている刑が6ヶ月でも、病気が治らなければ3年でも4年でも医療刑務所の中で寝ていなければならない。

重い癌を患っていたりすれば、たいていはそのまま亡くなってしまう。

事実上終身刑である

ちなみに、病気受刑者に対する医療行為医師看護師資格を持った人がするが、そのほかの世話をするのは健康受刑者だ。

病気受刑者の世話をする」というのが彼らの「お勤め」なのである

そういう服役スタイルもある。

  • そりゃ拘置所に入ってるのは容疑者、被疑者であって犯罪者じゃないからなぁ 医療刑務所に入ってるのは病気の犯罪者だろ 重みが違うわな

    • (反論ではなくて補足) ちなみにだけど、拘置所の中には受刑者もおるよ。所内で刑期が始まった人(既決囚だが刑務所にまだ入っていない人)や、拘置所の中で懲役を勤めてる人、死...

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