「現実を解釈し表現する技術」という語の含意をつかめてないと思う。
それは、「写真よりも現実そっくりの絵を描いてもしょうがないから、現実とは似ても似つかない絵を描く」という意味だ。
その結果がゴーギャンだのピカソだの山本太郎だのの隆盛なわけで。
つまり、一見下手そうなんだけど何故か人間の心を掴む絵が、アートとして上等とされたんだ。
だからAIが簡単に素敵なイラストを作って売るとしても「現実を解釈し表現する」需要は消え去ってない。
なにしろAIは、素早くて上手い絵を描くんだからな。
影響をもろに受けるのは、アートよりもビジネスの界隈だろうなあ。
イラストレーターという職業が、だいぶ厳しくなると思うよ。
イラストレーターが機械化されたことによる影響が何かアート方面に出てくることはあり得るけど。
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既出かもしれない。 その昔、「写真」の登場によって、正確に対象を模写する技術ではなく、現実を解釈し表現する技術が美術として扱われるようになった、とか13歳からのアートと...
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