今日は抽象画系の美術展を見に行くよ。
抽象画は良い、誰かが物事を抽象化するプロセスを見ることができる。抽象化の技法は、1人の作家の中でも深化していくし、影響を受け合った作家同士の間でも進化していく。印象派以降、さまざまな技法が枝分かれして、自由に伸びて、行き詰まって、拡散していく絵画の在り方。そこに人間の自由への意志と時代の可能性が見え隠れする感じ。
一見なんのことはない絵の具の塊や平面の中に、従来の絵画から開放されていく喜び、停滞することへの怒り、極端に向かわなければいけない悲しみ、そして純粋に形や色を追い求める楽しさ、あらゆる感情を読み取ることも可能、かもしれない。
でかい絵があるといいな。とにかくでかいやつ。
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