狭量になって何かを排斥することは馬鹿でもできるが
寛容になって何かを支持していくことは教養がなければできない
なぜなら無知や無理解は不安を増幅させるものであり、不安から守る心の働きが狭量だから
一方で知識や想像力から生じる理性は不安を抑制するものであり、体系的な教育があって初めて恐怖に抗う気概を魂に宿し、寛容がいかにして社会の発展に寄与してきたかを知る
しかし人間の本性に根ざしているものは不安や恐怖であり、それを煽るものがいると情勢がそちら側に傾くことを常に警戒しなければならない
恐怖の雪崩が発生したときに、国家は過ちをおかし、市民は大量死するのだ
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