外資IT業界の年収が"労働時間の割に"やたらと高いのは、社員が優秀だから、ではなく、単に「儲かる仕組み」が出来上がっているからである。製造原価ほぼゼロなソフトウェアが"勝手に"利益を産む仕組みがあるので、がむしゃらに働かなくても儲かるのだ。つくづく、年収は業界の利益構造で決まると思う。
ついでに、年功序列も無くスリムな組織構造により「給与だけ高くて働かない中高年」が割と少ないことも、好待遇に一役買っているとは思う。昔ながらの大企業は、ローパフォーマーの中高年を"養う"ために無駄な仕事や組織を作り、結果として全体の待遇を抑制せざるを得ない悲しい状況に陥っている。
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