もちろん複数のケースがあり、思惑がある。少し珍しいのを1つ紹介する。
「撤回」が間に合うか不安で、取り敢えず先に殴って状況をFIXしたいからだ。
まず、馬鹿にされて周りがみんな笑う。そこでやめろとかなんとかわめいても、誰も聞かないかもしれない。そうすると自分は惨めなままだ。
そして、その状況が周りにも認められると「ああ、こいつは酷く馬鹿にされて、滑稽なやつだな」となる。バカにして面白いのは滑稽なやつなので、次のあげつらいも甘んじて受けることになる。
内容が「言葉の暴力」というほど酷くないかもしれない。でも言い放たれた状況によっては、観衆が全員敵になるかもしれないという強い危機感が引き起こされる。
あるいは、相手の言った言葉が、観客たちに十分に咀嚼され、現実と見なされてしまうといった恐怖が。
どうやって打開する?色々あるが手っ取り早いのがビンタだ。別に手間をかけたくない訳じゃない。奴らの脳みそに自分へのイジメ指向性が芽生える前に、目を醒ましてやらなきゃいけないんだ。瞬きよりも早いほうがいい。