2022-03-24

anond:20220324193240

学術書大学講義大学図書館が購入する数がある程度分かるので専門分野の人からすると、この本はこれくらいの部数売れる

という予想ができるからそんな博打とか掛けみたいな売り方はしない。

1冊1冊は黒字だったり赤字だったりするけどトータルで事業として成り立つくらいにはなってる。

また、学術書一般向け書籍と違って内容が深くて濃い。

1年後には古くて忘れ去られるような新書とは違って10単位で読み続けられるものから価格は高く設定しておいても必要な人は買う。

作者というか研究者としては専門書というのは自分研究名誉というか到達点の一つであって、出版することとそれが読み続けられる事に意義を感じている。

から自分研究の成果を安くしたくないというのも価格決定の理由の一つ

記事への反応 -
  • 需要と供給のバランスと言われればそれまでなんだが、そうだとしても 今や紙の出版・流通にこだわらなければ電子書籍で大幅にコスト削減 できるのに、たとえ電子版が出てたとしても...

    • 「学術書は商売じゃなくてできるだけたくさんの人に知ってもらって世の中の役になるようなものだから安くしろ」 って言う人は 出版社から「じゃあ漫画は商売だし何もしなくても皆が...

      • マンガがもしそんなに高かったら売れないしブームにもならないし出版社に利益も入らないよ マンガの単行本が安いのは商業的な理由

        • じゃあ少部数で単価の高い学術書はちゃんと意味があるってことになるよな。

          • 出版社にとっての意味と、著者にとっての意味は違うだろうけどな。 出版社が出す以上、少なくとも経済的な利益を目指すのは当然。まあ利益でないし、だいたい赤字だろうけど、そこ...

            • 学術書は大学の講義や大学図書館が購入する数がある程度分かるので専門分野の人からすると、この本はこれくらいの部数売れる という予想ができるからそんな博打とか掛けみたいな売...

    • 言うほど紙のコストか?

    • 内容が専門的で正しくないといけないから校正や事実確認に時間と人手が必要なんじゃね

      • ソフトウェア界隈なんて、日本発で技術が生まれることなんてまずないから、洋書が発売され、それが運がいいと和訳された書籍が出るんだけど、精度めちゃくちゃ低いものが多い。文...

    • 学術書が仮に今の1/10の値段だったとしても 絶対10倍売れないじゃん 需要が限られてる物を安売りすることこそ得が薄い

    • 価格は出版社が決めることだから。 ページ数や紙質、使う色数なんかで印刷代はおおよそ決まってて、それに出版社の利益なんかのせても、どうせ大して売れないからほぼ赤字だし。

    • 論文はぜんぶGitHubにのせて、レビューはissueをつけてもらう形でいいんじゃね?

      • 査読前の論文を流通させるプレプリントサーバがそれにあたる arXivが有名 日本にもJxivってのができた

    • 年間1000冊も売れない本をいくらで売れば人件費や社屋の固定費を支払えるのか少しは考えてみろよ

    • 安く売ったら馬鹿にされるからだろ 800円の本の人扱いされる

    • たいてい図書館にあるで?

    • 単純に需要がないから一冊あたりの単価高くしないと製作にかかる人件費を回収できないからやで

      • 1冊の文章と図説データ入りの本を作るのにかかるお金ってどんな本もあんまり変わらないんだよね 希望価格は単純に割り算の結果だったりする あと倉庫代 今年100冊しか売れなかったか...

    • 鱒くんの言い分、分かるやで。 本チャンの研究屋さん(人文業界の人だけど)もガチで困ってるっぽいのでもう少し安くならんかというのは割と共通の悩みなんではないか。https://www.shid...

    • 学術書を気軽に大学が電子出版できれば無料学術書が実現するかもしれないと思ったが、それは大学が公開してるPDFで十分だな

    • どうせ大した収入にならないからと安くすると自尊心が傷つくんや。頑張って書いた努力を認めてほしいんや

    • あのさ、論文てのは薄い本なの。 同人誌。アレです。俺こうおもうんよって解釈ぐりぐり書いた本。 そんで同人誌ジャンルでも定期的に湧くのよ、増田にわざわざ乞食しにくるバカが。...

    • どうでも良いけどレスバトルするのに必要な学術書ってどんなん? 本当の意味で学問的な議論するんではないなら一般書籍で十分でしょと思う。 もしかして2000円とか3000円のハードカバ...

    • 図書館や大学みたいな公的施設が買う分でペイする仕組みやで

    • 元々専門書の執筆はボランティアです。 著者の収入にはならず赤字なのが普通です。 「目いっぱい安くしてそのくらいの値段」なのです。

    • ブコメとかで学術書の著者はその売上から研究費とか得てるって思ってるやつが居るのが驚き 出版のコストでその部分は確実に別だからな

      • 自分で稼いで足したりなんかしたら「ほーん、この額でこの研究できるんやったら増額はいらないね^^」ってされるだけだし、なんなら次から研究費削られるまである

    • それより論文が馬鹿高いのが意味わからないよ! 10ページ4000円とかだよ!?薄い本より高いよ!? 著者から金取って読者からも金取る二重取りの上にこのえげつない値段設定何!?

    • 公共の図書館はもリクエストを受け付けてたりするので、リクエストしてみるといいと思う。図書館の運営方針や予算状況にもよるが意外と入れてくれる。学術書や専門書は割とハード...

    • 編集査読販売管理のコストが乗ってるのはわかるけど、どのみち価格弾力性がなくてマーケティングが必要ない(拡販が見込めない)んだったら、公共事業にして安価で提供するのもそれは...

    • んでとりあえずネットで検索したら売ってたけどバチクソ高ぇでやんの。 オマケに近くの図書館にも置いてなかった。 具体的にどれぐらいの専門性の本なのかわからんけど、 近く...

    • 軽~~い気持ちで知識に触れ始めて、そこからドップリハマるパターンだってある。趣味とか大抵そんなもんやろ? 編集とかにも税金つかってでも国民が無料で研究成果にアクセス...

    • 素人の浅知恵だけど、そんなに安くしたら利益が出ず研究者には金は入らないわ、出版元に金は入らないわで利益がないから本が出なくなったりするんじゃね? そしたら学問の発展とか...

    • Effective [言語名] も2000円くらいにしてくれないっすかね?

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