http://seidoku.shueisha.co.jp/2201/read08.html
「女性の貧困元年」が1985年すなわち男女雇用機会均等法が施行された年か。
昔の女性は男と結婚しなければならなかった、一人では生きられなかった、ってよく言われるけれど
自分の親戚や恩師なんかも学校の教師や研究者や習い事の先生なんかをしてて独身を通した人が珍しくないし、
割と優雅に見えたし経済的にそこまで困窮していたイメージはない。
それって男女雇用機会均等法のなかった時代の働く独身女性が「職業婦人」で、一握りのプロフェッショナルだったからっていうのもあるんだろうな。
それが女性労働力供給の増加によって一人あたりの単価が下がり、女性の低賃金と貧困化が進み、男に扶養されず独身で生きる女性にとってはより厳しい社会になったとも言える。