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筆の速さというやつはつくづく重要なのだと痛感させられている。
昔、ネットの創作コミュニティに俺はいたのだが、そのサイト出身者には現在それなりに名前を聞くようになった作家も結構いる。
彼らに共通することの一つが筆の速さだった。
もちろん作品自体も質は高かったのだが、それよりも筆の速さが際立っていたと思う。
考えてみれば当然のことだが、書けば書くほどうまくなる。
そこに多少のセンスや学習能力の差はあっても、量の前にかすむようなものだろう。
うまくないやつは単に練習不足なのが大半なのではないかな、と思える。
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