「馬車での移動距離が長すぎるのでは」
「ファ…ファンタジーなので…」
「それにしたって荒唐無稽が過ぎる」
「ま、魔法のかかった馬で…」
「……移動力強化の魔法がかかるのは第六世代、通称ダイロクと呼ばれる馬種のみで、額にダイヤモンド型の白毛があるので金剛とも呼ばれている
馬車ギルドと連合国にしか知られていない夜に淡く光る草を飼料に混ぜることで魔法が持続するということだけが判明している
なお普通の馬の額を白く塗ってダイロクでございという詐欺がそれなりに流行っていて(そのへんの花を弱光魔法で光らせてもしゃもしゃさせる)社会問題になっている」
「えっそれ面白そう」
「(よかった気が逸れた)」
草
要はそれくらいアレコレ説明つけてくれってことなんだろうけど、それをことあるごとにやり始めると一般人気のつくライトな読み物になりにくいんだろうな 専門じゃないだろうし難し...
「速度10倍のバフ魔法がある世界で僕は馬車の移動力5に悩む」みたいな小説ならいいんだろうけどな
要はやってることミノフスキー粒子と一緒じゃねえか