紙に水と具材を入れて火にかける紙鍋というものがあって旅館とかでたまに出てくる調理法だ。
初めてこの調理法を見た時、多くのはてなーは直感と自分の狭い経験によりこの調理方法を失敗すると思い込んでいただろう。
実際は失敗しない。
紙が引火点に到達する前に水(お湯)によって冷やされ続けるからである。
熱は高い方から低い方へと移動し続けるというごく単純な科学を、紙が火にかけられるというシチュエーションを前にした途端に忘れてしまう。
紙+火=燃える という経験によって刷り込まれた方程式が、それ以外の知識の応用を妨害するだろう。
直感と狭い経験による判断を万能だと思いこむものに科学の光で世界を照らすことは出来ない。
Permalink | 記事への反応(1) | 07:35
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石油ポンプなんかもなかなか原理ってピンとこないよな