何とも不思議なことである。小山田圭吾ファンたちは彼ら自身、長年に渡って「小山田圭吾がイジメをしたことは事実」と認めた上で「過去にイジメをしていようが、それがどうした。そんなことは気にしない。これからも変わらず、自分たちは小山田圭吾のファンを続ける」と言っていたはずである。
小山田圭吾がイジメの加害者であったことは、小山田やファンにとって恥ずべき過去ではなく、むしろイケてることの証し、ステイタスであるかのように本人もファンも振る舞っていたはずである。
それが、東京五輪をきっかけに幅広い批判を受けるようになった途端「記事の原文を読むと印象が変わる。小山田圭吾はイジメをしていなかった」と言い始めたのである。