最近いろいろ物事がわかってきた3歳の息子がパレスチナのニュースを見て「けむり出てるの?こわいねー」と言った。
そう言えば自分が子供の頃から中東はいつも戦争をしていた。物心着く頃湾岸戦争があり、イラクは悪い国だった。ニュースで「フセイン大統領の支持率100%」というのを聞いて純粋に親に「このフセインって人すごくない?」と言ったら「そう言わないと死刑なんだよ」と言われて、それで独裁の恐ろしさのようなものを初めて感じたのが印象にある。
気がつけば中東は更に拗れてパレスチナも報復に次ぐ報復、悪の枢軸イランにISIS、あの辺が平和だった時を知らない。
そしてニュースを見る息子にパレスチナ問題について教える日がそれほど遠くないことを感じていた。小さい時は漠然と「そのうち戦争は終わるのでは」と考えていたけど、多分そんな日はまだまだ先なんだろうなと思う。