声優がバンバンテレビに出て、アニメの特番も組まれまくって、全国どこでもグッズが買えるようになる、こんな世の中が来るとは思わなかったな。
あの日夢見てたはずの未来にいるはずがなんとなく物足りなさを感じてる自分が不思議だ。今思えば、コソコソ作品を楽しんで、教室の隅どころか非常階段でヒソヒソ語り合ってたあの頃のほうが楽しかったように思う。きっと、世間的に好ましくないことをしてるというある種の後ろめたさが最高のスパイスになってたんだろうなあ。
便利になりすぎた、理解が進み過ぎた現代で不自由から生まれる楽しさを得るためにはどうすればいいんだろうなんて思った土曜の朝。