兄夫婦の家は銀座と築地の間にある。賃貸マンション暮らし。兄夫婦2人の稼ぎで住んでいる。
その兄夫婦にできた甥っ子(2才半)とおしゃべりしてると面白い。
柄のところに魚や貝のおもちゃが入っているキラキラしたスプーンをリュックから出してきたので、「それ○○ちゃんどこで買ったの?」って聞いたら、「銀座で買った!」って答えてくれた。そしたら兄が「品川の水族館でしょ〜水族館の売店ね!」って言った。それでも甥っ子は「水族館の銀座!」って言ってた。その時に甥っ子にとって「銀座=ものを買うところ」ってなってることが分かって面白かった。
ベッドタウンで生まれ育って今もそこで暮らしている私が、小さい時にものを売ってるところは全て「ジャスコ」だと思っていたように、甥っ子も銀座のことをそう思っているんだな。2才なのに銀座が自分の庭感覚なのすごいな〜って思った。
きっと兄夫婦たちが「明日銀座に買いに行こうか」とか「それだったら銀座で売ってるんじゃない?」という会話が繰り広げられているのだろうか……ああ〜すごいな〜。
18才まで銀座に行ったことなかった私は甥っ子が羨ましくなってしまった。地方民から見たら意味が全くわからないから全然見なくなったヒルナンデス!も甥っ子はきっと我がこととして見れるんだろうなあ。良いなあ。
遅くないぞ。上京して東京で働こう。
東京に住んでても銀座なんて用がないと行かんぞ