親権をもてなかった母親への冷たい視線――子どもと別居する苦しさと葛藤
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cd79b854726cd0f6191105a1d30dee820c6fcf1?page=1
子どもは母親が育てるもの、親権は母親に――古い古いこの考え方は男性も女性も抑圧してきた。
多くの父親が男性というだけで親権をとることができず、親権を取れなかった母親もまた異常な母親という偏見に悩まされてきた。
そうは言いつつも我が国で共同親権を認めてしまうと、一方の親の誘拐や暴力の危険を払拭できないため、当分の間は単独親権制を維持するしかない。
単独親権制の下で父親も母親も救うためには、母親に行くはずだった父親に付与し、「親権を持たない母親」という存在をありふれたものにすることが必要なのだろう。