寝覚めが悪かったので書く。
死んだ父が生きていて、母がなんと弟を生んでいた。
実際には娘の私が子供を産めない年代に突入したので、なんにしろあり得ない設定。
そして、はっちゃけたらしい父がいろいろ家電を勝手に買ってきた。
私の姉の家具も随分古くなっていたから、といって弟のものを買うついでにかってくれたらしい。
しかし、そこには「JPOP年鑑」みたいな年代ごとに1巻にまとめられたDVDのようなものの、巨大な1セット。
そんなの聞かないよ。
なにか娘たちに申し訳ないと思ったらしい気持ちだけは受け取ったものの、
表面上は「ありがとう」と喜んで見せたものの、やっぱりいらない。
この人は、子供のことを良く知らない人だったなあと思いだす。
そこに愛情はあるんだよね。ただ、接点が少ないから相互理解が乏しい。
実際にサイズの合わない服を買ってきたり、子供の年齢をおぼえていなかったりということがあった。
とりわけ傷ついたわけではなかったし、大人になってみると忙しい仕事人はそんなものかとも思う。
でも、こんな夢を見るなんて、思ったよりも親の愛情を自分の望む形でほしかったのかもしれないと思った。
多かれ少なかれ、子供は親に対して「わかってないなあ」と思うものだろうが、
昔よりもそこに愛情があることがわかるぶん、切なく感じる。