2020-12-13

芥川龍之介遺書面白い

青空文庫芥川龍之介遺書があったので興味本位で読んだ。

つらつらと自分がなんで死ぬか、死んだ後の始末をどうするか、子供への言葉、借りっぱなしのもの返すよ、とか書いてあって面白かった。

きっちり死ぬまで放置してくれ(要約)みたいな事が書かれているのも面白い。だよなあ。死ぬのって時間かかるもん。蘇生されたら困る。

遺書って、誰々に財産を云々、みたいなもの想像するしこれにもそういう箇所はある。

だけどいずれ死ぬかもだから、という遺書と違い今から本当に絶対死ぬぞ!死ぬ死ぬぞ!なリアルを感じる。

何よりこの遺書は焼き捨てろ、って散々書いてあるのに、数十年後にこんな風に誰でも読めるようになってる事が面白い。

他人自殺遺書なんて中々読めるもんじゃ無いと思うが、文豪だと青空文庫に入れられちゃうんだな。

他にも自由に読める遺書ってあるんだろうか。

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