資料などが「見づらい」というなら、何がどう見づらいのか、見やすい状態とはどういうものか、具体的に示してもらいたいものだし、「見づらい」と告げられた側からすれば同じことを問いかけて情報収集しようとするのはごく自然なことであるように思う。
一番困るのは、中間管理職が上席から「見づらいといわれた」というパターン。
特に指示待ち型で受身なタイプの中間管理職だと「何が見づらいかはわからないが上席が見づらいというから見づらいのだ」と主体的に考えることをしない。
主体性があれば、中間管理職自身が実は見づらいと思っていないのなら、上席に対して自ら積極的に前述のような質問をするなど少しでも情報を得ようとするし、自身も見づらいと思っているなら、「私はここが見づらいと思うが君、修正しておいてくれ」とやはり主体的な指示となるところだろう。
私の立場からも前述のような質問をしても、そもそも主体的に考えようとしていないのでロクな情報も得られない。
面倒だと感じたのなら「君、あとは頼んだ!」などと丸投げして逃げてくれたほうがまだ潔さを感じる。