夢を見た。私は何かの芸術家で、オーダーを受けて客の望むものを作り上げている。
その日の客は女性だった。30代くらいだろうか。オーダーに際し妙に言葉を濁し、頻りに「見ればわかるから」と言っていた。彼女の用意していた資料や材料を見れば、ということなのだろう。
更に彼女は、制作過程や完成品もあまり人目に晒せない、というような事を言っていた。どうも彼女は私に依頼する前は自分で作っていたようだ。
訝る気持ちを抱えつつ言われるままに彼女の依頼を受けて、そこで私は理解した。彼女が作ってほしいものが男性期を模した彫刻?であることと、夢の中の自分がちんぽソムリエであることを。
用意された資料を見て口を衝いて出た言葉は「あ、これ○○のちんぽ?」だった。彼女は驚く。どうして分かるんですか?私にも分からない。
だが、確固たる自信だけはあった。彼女の望むものを作り上げられるという自信が。不安げだった彼女も私の様子を見て安心したように笑ってくれた。そこで目が覚めた。ちんぽソムリエってなんだよ。