■後悔しても変われなかった

何年か前、地元の駅のホームでドアの溝にベビーカーのタイヤが挟まってしまった人がいた

周囲の人はタイヤをはずすのを手伝っている

人が少ない時間帯、駅員も見当たらない

ヤバイと思って非常停止ボタンの前へ走った

すぐに押せば良かったのだけど「停止ボタン押しますよ！」と叫んだ

返事はない、そりゃそうだ

ドアが閉まるブザーがなり、押さなくちゃ！と思っている間にギリギリでベビーカーが外れた

電車は普通に発車して駅員が気づいていた様子はない

安堵とともに激しい後悔

自分の決断力のなさが怖くて怖くて

三日くらい頭から離れなかった

次に同じような状況になったら躊躇せずボタンを押そうと決めた

なのに今朝、通りすがりに「あの子危ないかも」と思ってる間に二歳くらいの子供が道路に飛び出してしまった

車が通ってなくて事なきを得たけれど、やっぱり自分は一歩も動けなかった

車が通ってたらと思うとゾッとする

突発的な事態に対応できなくて、後悔だらけで、不安ばかりが膨らんで、本当に嫌になる

次こそはすぐに動ける自分になりたい

Permalink | 記事への反応(1) | 23:03

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