ずっと普通になりたかった。
何も特別な生活が欲しかったわけでも、人より秀でた才能を欲したわけでもない。
ただただ普通になりたかった。それなのに。
今になってようやって気付く。
これは偏差値30の人間が、偏差値50の世界に憧れるようなものだと。
平均から大きく劣った人間が、平均にどれだけ思い焦がれてもそれは叶わぬ夢なのだ。
それは、偏差値50の人が偏差値70の世界に遠い目で憧れを抱くのと同じことだ。
呆れるほど、平凡で、無個性で、群衆の中にすぐに紛れ込めそうな、そんな「普通」な生活。そんな「普通」の人間。
どれだけ手を伸ばしても届かない存在。特別ではない、みんなが当たり前に享受してるものがどうして?
理由は驚くほど単純で残酷なものだった。能力の欠如。ただそれだけだ。
Permalink | 記事への反応(2) | 20:50
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偏差値50前後だが、そりゃ学力だと遠く及ばないし自分が受験落ちまくったバカであることはよく知っている。悔しい思いはいっぱいして滑り込んだ。もとも高校も。 だけど、75に...
そうやって偏差値30の人をdisってればなんかわかったつもりになれて楽しいね