その相互とは数年前に繋がった。とても気が合う人で、今ではジャンルも全然違うが、それでも繋がっているしよく会話もする。
めちゃめちゃ仲がいい(と思っている)から、お互いに壁打ちでネガティブな感情や愚痴を晒したりもしている。
私も死を考えた事がある。どういう準備をしたらいいか調べたこともある。そこで初めて知ったが、死ぬことはとても時間とお金がかかることだった。それを知って、私は死を諦めた。
それを知っているから、私は相互を止められない。というかその強い意志を尊重したい。
生きてほしいけれど、相互自身が死ぬことで少しでも楽になれるのならそれでもいい。毎日毎日その気持ちがせめぎあって苦しいけれど、きっと相互の方が辛い。だから傍観しかできない。
決行日が過ぎて相互が全く顔を見せなくなったら、少し寂しいけれど安堵する。でも結局失敗して戻ってきても、私は安堵してしまう。
あんまり健康的ではないな。鬱病に気を付けろ。死は人をどっかに引きずって行ってしまう。