過去に充分楽しんで価値観の形成に少なからず影響を与えた映画やドラマ、バラエティに対して、若い人が拒否反応を示すことは理解はできるし、いくら過去の内容だとしても今そんなことをしたら言ったらアウトだろうというのは理解しているつもりだ。それだけじゃなく自分でもこれはない、と感じてしまっている。自分が好きな、好きだった世代の人たちがテレビやラジオでやらかすのを見聞きするのも本当に勘弁してほしいけど、過去のものにまで自分が拒否反応をしてしまうことにモヤモヤしている。昔は良かったなんていうつもりは本当にないのだが、当時良いと思ったり楽しんでいた気持ちもそれは本当だったわけで、自分がそれを否定しだすと一体何が残るのだろうか、と思ってしまう。好きだったものを素直を好きと言えなくなってしまった。