買い手はそのサービスを受けて満足感を得る。
取引の仕組みはシンプルだ。すべての取引がそうやって積み重なっていく。
だとしたら、買い手が満足してさえいればその商品が偽物だったとしても何の問題もないことになる。
詐欺師とそうでない人間との間に境界線はなく、最後まで騙し切った詐欺師が大商人になる。
水でも服でも車でも、私にはそれが必要だと思わせることが出来れば中身は何だって一緒だ。
それは本当に素晴らしい能力だ。真面目だとか堅実だなんてことが何の役に立つ?
本当は凄い商品なのに全く売れずに終わりましたなんて結末に何の意味がある?
使いこなせば便利でも、今までのやり方の方が楽で心地が良いと思われれば普及しない。
高齢化が進む国なら尚更だ。ペーパーレスやキャッシュレスより、不老長寿の青汁や美容液の方が良く売れる。