それは私にしかできないとは言わないまでも、私がやるのが最も捗るというもの。
そのこと自体はとても光栄で、ありがたいものであることは間違いない。
しかしそれはいわゆる内勤系、裏方的業務で、重要だとしても決して目立つことはない。
目立たないということは、表立って称賛を浴びることも少ないということである。
そのくせ「できていて当たり前」「ミスは許されない」場面もある。
縁の下の力持ちと言えばその通りだし、常に陰陽の陰の部分だと言えばそれまで。
すべてわかっているつもりなのだけど、時折他の連中がやっている(=私にはできない)仕事を見て、華々しく称賛されている姿を見ては、嫉妬とまでは言わないまでも、自分が浮かばれないような気持ちになりモヤモヤすることがある。