セカイ系って言われていたので覚悟して行ったけれどそこまででもなかったような。
なんと言ってもヒロインの弟の「凪先輩」の存在が、意外なくらいに大きかった。
晴れ女の商売をやってる時にもいつも一緒なのね。
家を出て逃亡するのも主人公とヒロインの二人だけではなく三人で一緒。
「二人で暮らす」なら閉塞的な印象になるけれど、「三人で暮らす」なのでもうちょっと広がりを感じるというか、閉塞感が薄い感じ。
事前のネタバレ情報で主人公とヒロインがラブホに行くとだけ聞いていたけれど実際にはヒロインの弟も一緒なのでマイルドな印象。
三人でベッドに入って寝ているので「全年齢版だからカットされたけれどエロゲ版ではHシーンが」などと考えずに済むし。
クライマックスで凪先輩が「姉ちゃんを返せ」と言ってくれる事で、ヒロインの帰還を求めているのは主人公だけじゃないという事が鮮明になって
主人公とヒロインだけの世界、恋愛至上主義という印象が薄まって入りやすかった。
あと、最後の主人公の選択とその後の様子についても印象は悪くなかった。
なんでこうも肯定的な感想になるのかというと実際の8月がとにかく真夏日続きでしんどくて「晴れなんぞ要らん!雨をくれ雨を!」といういう気分になっているからというのもあるだろうな。
いいじゃん、雨が降り続く東京。
事前のネタバレ情報で主人公とヒロインがラブホに行くとだけ聞いていたけれど実際にはヒロインの弟も一緒なのでマイルドな印象。 三人でベッドに入って寝ているので「全年齢版だ...